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半熟英雄4 連絡用掲示板の「差し替え・追加スレッド」-116~120 116名前:半熟英雄4 その1投稿日: 2009/01/07(水) 15 52 30 [ 7jD4NiyE ] 前作で3D軍団、四次元軍を倒し、カトリイネと結婚することになった主人公。 だがその時、突如謎の火の玉が飛来。火の玉には謎のロボットがいた。 互いにエッグモンスターを出し合い、主人公はロボットに勝利。 だがロボットは「卵を持つ生命体のいる惑星はあと6つ」という謎の台詞を残して爆発。 その時、エッグマンが現れ、宇宙には主人公を含む7人の半熟英雄がいる事。 7つの卵を集めると災厄の母への扉が開かれる事を話す。 こうして主人公達は7つの卵を集めるべく、宇宙へと旅立った。 カトリイネとの結婚式を後回しにして… 惑星ロマンシングにたどり着いた一行。一行はそこで倒れていた少女を発見。 少女の話によると、王と王妃を亡くしたこの星の王女に各国の王子が求婚しているとのこと。 しかし各国の王子達は王の座を狙っていて、王女を奪おうと互いに争っている。 こうして一行は各国の王子を倒し、王女ルーナエの元へ。 ピンクエッグを持つルーナエに勝利。すると仮面が外れ、先ほどの少女がルーナエだと判明。 ロマンシング王家では男が生まれなかった時、王家に伝わる「ヴェルサイユの仮面」つけて男として育てていた。 だがそれを不憫に思う両親は後継者としての教育以外は仮面を外し、彼女を女として育てていたとのこと。 ピンクエッグの謎を探るべく、ルーナエは主人公についていく事を決意した。 117名前:半熟英雄4 その2投稿日: 2009/01/07(水) 16 24 37 [ 7jD4NiyE ] 惑星リローデドに着陸すると、謎の男が乱入してきた。 男の名はマルティス。彼はパワーエッグの研究をしている父、そして母、妹をさらった悪の秘密結社「ジャドー」と戦い続けている。 一行はマルティスと共に立ちふさがる敵達を倒し、ジャドーの本拠地へと向かう。 しかし、時既に遅し。マルティスの家族は既にジャドーに殺されていた。 怒りに燃えるマルティス。しかし、突如聴こえた家族の声で冷静さを取り戻す。その時、彼のベルトからパワーエッグが出現した。 パワーエッグの力でマルティスはジャドーに勝利。ジャドーの正体はマルティスの父、テンマ博士だった! マルティスが産まれた日、博士はパワーエッグを発見した。しかし博士は卵の研究をする内に、自身の精神を蝕まれ、ジャドーとなった。 博士は意識のある内にマルティスにパワーエッグを託したのだと言い、息絶えた。 号泣するマルティス。だがすぐに立ち直り、正式に主人公の仲間となったのでした。 118名前:半熟英雄4 その3投稿日: 2009/01/07(水) 16 31 06 [ 7jD4NiyE ] 惑星アクエリアス。そこは一面水で覆われた惑星。 ミスティエッグを持つ女王メルクリィの話によると、この卵は最初はエッグモンスターを召喚する能力のみ持っていたが星が水没に危機に見舞われた時、メルクリィ達に予言を授けた。 メルクリィはこの予言に従い、難を逃れたという。 一行はメルクリィを仲間にし、次の惑星へと向かう。 惑星エルムには人の気配は無く、いるのは全て魔物だった。星に住む吸血鬼、ペンプティは語る。 かつてペンプティはウィルスを開発したのだがそのウィルスが繁殖し、ペンプティを含む星に住む者全員が魔物化。 その時、ペンプティの手にイビルエッグが現れた。この卵は魔物化の進行をおさえ、精神を抑えるのだと。 イビルエッグの謎を解くため、そして自らが犯した罪の免罪のためにペンプティは主人公達の仲間になった。 機械じかけの惑星コギトエルゴスム。だが星の奥に関西弁を話す謎の生物、フライデーがいた。 彼の話によると、アルマムーンに飛来した火の玉はフライデーの持つサイバーエッグの謎を探るため、生命体にいる惑星に送り込まれた調査用ポッドだという。 かつてこの星には優れた知能を持つ生命体がいた。しかし星の文明が発展するにつれ、肉体が退化し、しまいには生殖機能まで失い星の生命は滅んでしまった。 そしてフライデーはかろうじて生き残った生命の遺伝子から産まれた。 119名前:半熟英雄4 その4投稿日: 2009/01/07(水) 17 18 44 [ 7jD4NiyE ] こうして6つの卵を揃えた一行。だがその時、宇宙に謎のクジラが姿を現す。 一行は成す術も無く、クジラに飲み込まれてしまう。あの中に七つ目の卵があるのか? だが、そこに待ち受けていたのは四次元女帝率いる四次元軍。前作で倒された四次元皇帝の敵を討つために主人公達の前に姿を現したのだ。 激しい戦いの末、再び四次元軍に勝利した一行。だが今度は2作目に登場したエッグ・ママが登場。 エッグ・ママ。それは完璧な生命体を産み出すために作られた機械。 新たな敵の登場にも関わらず、ボケ続ける主人公。すると、ブチ切れたセバスチャンが覚醒。 なんと、セバスチャンこそが最後の卵、レジェンドエッグを持つ最後のヒーローだったのだ!! ついに7人の英雄が揃った。一行はエッグ・ママのもとへと向かう。 エッグ・ママは完璧な生命を作るためのデータを採取するため、一行に襲いかかる。 何とかエッグ・ママを破壊するも彼女の得た四次元軍の力、英雄のデータで完熟神、四次元ボイルドが誕生してしまう。 四次元ボイルドをも倒し戦いを終えたはずの一行だが、エッグ・ママの口から衝撃の事実が! なんと彼女は自己増殖機能を持ち、全宇宙に2億4362万0679体も存在していた。 絶望する一行。だがその時、エッグマンが登場する。7人のエッグマンによって一行はエッグ・ママを産み出した生命体のいる惑星へと飛ばされた。 120名前:半熟英雄4 その5投稿日: 2009/01/07(水) 17 23 14 [ 7jD4NiyE ] 一行が飛ばされた場所は太陽系第三惑星、地球。そう、プレイヤーの住む惑星である。 地球に着いたその時、地球の軍隊からの攻撃を受ける。襲いかかる軍隊共を倒しつつ、一行はエッグ・ママの開発施設へと向かう。 エッグ・ママの初号機を破壊し地球を後にする一行だが、地球連邦大統領の命令により一行を乗せたカトリ・デ・オマールに向けて核ミサイルが発射された。 だがその時、地球軍の兵士が一人、カトリ・デ・オマールにやってきた。 その兵士とはプレイヤー自身。彼は祖先を過去の戦争で亡くし、悲劇を二度と繰り返さないために一行に協力を求めたのだ。 兵士によると、ミサイルに普通に攻撃をしては爆発してしまう。核弾頭を刺激せずに停止させなければならない。 そこで一行は脱力させるエッグモンスターに賭けることにした。 こうして、地球軍の攻撃に耐えつつ脱力系エグモンの力で核ミサイルを停止させる事に成功。 …と、その時、大統領から通信が入る。彼は混乱から生じた軍部のクーデターで核ミサイルが発射されたと説明。 …だが大統領はなぜ同時に数発のミサイルを発射しなかったのかと部下を責める。…通信が入ったまま…しかもこの通信は地球全域に筒抜け。 こうして大統領は部下に見限られてしまう。必死に言い訳をする大統領だが、通信を切られてしまった。 この星は文明レベルのみが異常に発達し、住人の精神レベルが全く成長していない事を痛感した一行。 今度こそ戦いは終わった。それぞれの星に帰ろうとするが、地球軍兵士に呼び止められる。 外を見ると、地球人達による半熟コールの嵐。エッグマンは一行にこう言う。 「君たち七人の英雄が地球人に教えるのだ。常識を信じていては、殻は破れない。明日の行方は無限大。固まらずに半熟であるべきことを…」 こうして、一行は地球にとどまることとなった。 …主人公との結婚式を挙げるはずだったカトリイネは大不満なワケだが… おわり
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半熟英雄4 連絡用掲示板の「差し替え・追加スレッド」-116~120 116 名前:半熟英雄4 その1 投稿日: 2009/01/07(水) 15 52 30 [ 7jD4NiyE ] 前作で3D軍団、四次元軍を倒し、カトリイネと結婚することになった主人公。 だがその時、突如謎の火の玉が飛来。火の玉には謎のロボットがいた。 互いにエッグモンスターを出し合い、主人公はロボットに勝利。 だがロボットは「卵を持つ生命体のいる惑星はあと6つ」という謎の台詞を残して爆発。 その時、エッグマンが現れ、宇宙には主人公を含む7人の半熟英雄がいる事。 7つの卵を集めると災厄の母への扉が開かれる事を話す。 こうして主人公達は7つの卵を集めるべく、宇宙へと旅立った。 カトリイネとの結婚式を後回しにして… 惑星ロマンシングにたどり着いた一行。一行はそこで倒れていた少女を発見。 少女の話によると、王と王妃を亡くしたこの星の王女に各国の王子が求婚しているとのこと。 しかし各国の王子達は王の座を狙っていて、王女を奪おうと互いに争っている。 こうして一行は各国の王子を倒し、王女ルーナエの元へ。 ピンクエッグを持つルーナエに勝利。すると仮面が外れ、先ほどの少女がルーナエだと判明。 ロマンシング王家では男が生まれなかった時、王家に伝わる「ヴェルサイユの仮面」つけて男として育てていた。 だがそれを不憫に思う両親は後継者としての教育以外は仮面を外し、彼女を女として育てていたとのこと。 ピンクエッグの謎を探るべく、ルーナエは主人公についていく事を決意した。 117 名前:半熟英雄4 その2 投稿日: 2009/01/07(水) 16 24 37 [ 7jD4NiyE ] 惑星リローデドに着陸すると、謎の男が乱入してきた。 男の名はマルティス。彼はパワーエッグの研究をしている父、そして母、妹をさらった悪の秘密結社「ジャドー」と戦い続けている。 一行はマルティスと共に立ちふさがる敵達を倒し、ジャドーの本拠地へと向かう。 しかし、時既に遅し。マルティスの家族は既にジャドーに殺されていた。 怒りに燃えるマルティス。しかし、突如聴こえた家族の声で冷静さを取り戻す。その時、彼のベルトからパワーエッグが出現した。 パワーエッグの力でマルティスはジャドーに勝利。ジャドーの正体はマルティスの父、テンマ博士だった! マルティスが産まれた日、博士はパワーエッグを発見した。しかし博士は卵の研究をする内に、自身の精神を蝕まれ、ジャドーとなった。 博士は意識のある内にマルティスにパワーエッグを託したのだと言い、息絶えた。 号泣するマルティス。だがすぐに立ち直り、正式に主人公の仲間となったのでした。 118 名前:半熟英雄4 その3 投稿日: 2009/01/07(水) 16 31 06 [ 7jD4NiyE ] 惑星アクエリアス。そこは一面水で覆われた惑星。 ミスティエッグを持つ女王メルクリィの話によると、この卵は最初はエッグモンスターを召喚する能力のみ持っていたが星が水没に危機に見舞われた時、メルクリィ達に予言を授けた。 メルクリィはこの予言に従い、難を逃れたという。 一行はメルクリィを仲間にし、次の惑星へと向かう。 惑星エルムには人の気配は無く、いるのは全て魔物だった。星に住む吸血鬼、ペンプティは語る。 かつてペンプティはウィルスを開発したのだがそのウィルスが繁殖し、ペンプティを含む星に住む者全員が魔物化。 その時、ペンプティの手にイビルエッグが現れた。この卵は魔物化の進行をおさえ、精神を抑えるのだと。 イビルエッグの謎を解くため、そして自らが犯した罪の免罪のためにペンプティは主人公達の仲間になった。 機械じかけの惑星コギトエルゴスム。だが星の奥に関西弁を話す謎の生物、フライデーがいた。 彼の話によると、アルマムーンに飛来した火の玉はフライデーの持つサイバーエッグの謎を探るため、生命体にいる惑星に送り込まれた調査用ポッドだという。 かつてこの星には優れた知能を持つ生命体がいた。しかし星の文明が発展するにつれ、肉体が退化し、しまいには生殖機能まで失い星の生命は滅んでしまった。 そしてフライデーはかろうじて生き残った生命の遺伝子から産まれた。 119 名前:半熟英雄4 その4 投稿日: 2009/01/07(水) 17 18 44 [ 7jD4NiyE ] こうして6つの卵を揃えた一行。だがその時、宇宙に謎のクジラが姿を現す。 一行は成す術も無く、クジラに飲み込まれてしまう。あの中に七つ目の卵があるのか? だが、そこに待ち受けていたのは四次元女帝率いる四次元軍。前作で倒された四次元皇帝の敵を討つために主人公達の前に姿を現したのだ。 激しい戦いの末、再び四次元軍に勝利した一行。だが今度は2作目に登場したエッグ・ママが登場。 エッグ・ママ。それは完璧な生命体を産み出すために作られた機械。 新たな敵の登場にも関わらず、ボケ続ける主人公。すると、ブチ切れたセバスチャンが覚醒。 なんと、セバスチャンこそが最後の卵、レジェンドエッグを持つ最後のヒーローだったのだ!! ついに7人の英雄が揃った。一行はエッグ・ママのもとへと向かう。 エッグ・ママは完璧な生命を作るためのデータを採取するため、一行に襲いかかる。 何とかエッグ・ママを破壊するも彼女の得た四次元軍の力、英雄のデータで完熟神、四次元ボイルドが誕生してしまう。 四次元ボイルドをも倒し戦いを終えたはずの一行だが、エッグ・ママの口から衝撃の事実が! なんと彼女は自己増殖機能を持ち、全宇宙に2億4362万0679体も存在していた。 絶望する一行。だがその時、エッグマンが登場する。7人のエッグマンによって一行はエッグ・ママを産み出した生命体のいる惑星へと飛ばされた。 120 名前:半熟英雄4 その5 投稿日: 2009/01/07(水) 17 23 14 [ 7jD4NiyE ] 一行が飛ばされた場所は太陽系第三惑星、地球。そう、プレイヤーの住む惑星である。 地球に着いたその時、地球の軍隊からの攻撃を受ける。襲いかかる軍隊共を倒しつつ、一行はエッグ・ママの開発施設へと向かう。 エッグ・ママの初号機を破壊し地球を後にする一行だが、地球連邦大統領の命令により一行を乗せたカトリ・デ・オマールに向けて核ミサイルが発射された。 だがその時、地球軍の兵士が一人、カトリ・デ・オマールにやってきた。 その兵士とはプレイヤー自身。彼は祖先を過去の戦争で亡くし、悲劇を二度と繰り返さないために一行に協力を求めたのだ。 兵士によると、ミサイルに普通に攻撃をしては爆発してしまう。核弾頭を刺激せずに停止させなければならない。 そこで一行は脱力させるエッグモンスターに賭けることにした。 こうして、地球軍の攻撃に耐えつつ脱力系エグモンの力で核ミサイルを停止させる事に成功。 …と、その時、大統領から通信が入る。彼は混乱から生じた軍部のクーデターで核ミサイルが発射されたと説明。 …だが大統領はなぜ同時に数発のミサイルを発射しなかったのかと部下を責める。…通信が入ったまま…しかもこの通信は地球全域に筒抜け。 こうして大統領は部下に見限られてしまう。必死に言い訳をする大統領だが、通信を切られてしまった。 この星は文明レベルのみが異常に発達し、住人の精神レベルが全く成長していない事を痛感した一行。 今度こそ戦いは終わった。それぞれの星に帰ろうとするが、地球軍兵士に呼び止められる。 外を見ると、地球人達による半熟コールの嵐。エッグマンは一行にこう言う。 「君たち七人の英雄が地球人に教えるのだ。常識を信じていては、殻は破れない。明日の行方は無限大。固まらずに半熟であるべきことを…」 こうして、一行は地球にとどまることとなった。 …主人公との結婚式を挙げるはずだったカトリイネは大不満なワケだが… おわり
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半熟英雄モバイル 【サイト名】半熟英雄モバイル 【課金体系】月額315円(サイト利用料込み) 【容量】374K+56K 【通信機能】あり(定額推奨) 【簡易評価】あなたの評価点をクリック! plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. 2006/04/14(金) 【使用機種】W31SA 【プレイ時間】8時間くらい(ビギナーマップクリア) 【評価・点数】★★★☆☆ ローグ系って書いたけど、ドラクエモンスターズEZの半熟英雄版って方が解りやすいかも。 ダンジョン潜ってエッグモンスター(エグモン)のレベル上げて、地上で エグモン合成して基礎能力を上げたり新種を入手したりするゲーム。 戦闘は基本的にオート。コマンドはルーレットで決まる。 エグモンは全35種?辞典機能あり。 エグモンのレベルが上がりにくく、エグモン入手もルーレットなので運まかせ。マゾい。 アイテムが存在しないので受けたダメージを上手く回復させるのが難しい。 またストーリーも皆無でテキストでニヤリとできる部分も少なく、 「半熟英雄らしさ」というのがあまり感じられない。 通信もダンジョン生成も時間かかってダルイ。 音楽とグラフィックは神レベル。ドット絵のエグモンが良い味出している。 サイト別/は行/半熟英雄モバイル
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半熟英雄 対 3D 機種:PS2 作曲者:植松伸夫 編曲者:植松伸夫、岡宮道生 開発元:スクウェア・エニックス 発売元:スクウェア・エニックス 発売年:2003年 概要 約10年ぶりに出た半熟英雄シリーズ3作目。アニメーションにタツノコプロが協力しており、OP・ED曲はささきいさおが歌っている。 BGMは全体的に『半熟英雄』の曲のアレンジが多い。パロディ色も強く「絶望すべき咆哮」はあの曲のパロディ曲。 続編の『半熟英雄4 ~7人の半熟英雄~』でもこの作品のBGMが多く使われている。 収録曲 曲名 補足 順位 Disc 1 戦え!半熟英雄 オープニングテーマ歌:ささきいさお&音羽ゆりかご会 ゲームソング155位第2回ゲームソング479位オープニング181位第2回オープニング313位 遥けき彼方の戦 半熟英雄「フィールド(秋)」のアレンジEPISODE1 フィールドBGM 漆黒の憎悪 ブラックドラゴン戦 第2回スクエニ219位 勝利ッ! 半熟英雄「勝利」のアレンジ+FFシリーズ「勝利」etc.のパロディ 平穏なる王国 イベント用BGM 伝説… 半熟英雄「オープニング」のアレンジイベント用BGM 月刊 王国の事情 半熟英雄「月イチイベント」のアレンジ月初めのメニュー画面 幸福のフレーズ 半熟英雄「ラッキー」のアレンジ 衝撃の旋律 半熟英雄「アンラッキー」のアレンジ ワイヤー・ワーク 第2~3話フィールドBGM 連打リング・バトル 半熟英雄「バトル」のアレンジ ホンダラ卵舞曲 半熟英雄「たまごダンス」のアレンジ お呼びでないことこのうえない 半熟英雄「エッグモンスター(弱)」のアレンジ デンジャラス・ダーティ・ドライブ-3D- 3D軍団のテーマ デジタル・プレデター 第2~3話ボスBGM やるせなき勝利 「勝利ッ!」のアレンジ 飄々たる玉座 イベント用BGM 黄身なしでは…~in sentimental~ イベント用BGM 最高に上手な入浴法 イベント用BGM 可愛げのない玩具 第4~5話フィールドBGM 大卵戦 半熟英雄「エッグモンスター(中)」のアレンジ 異民の歌 第4~5話ボスBGM 勝利の歌声 「勝利ッ!」のアレンジ 戦場でワ~オ! ポーズ時のムービー 大臣生活二十五年 セバスチャンのテーマ 復活の祝詞 半熟英雄「おめでとうございます」のアレンジ PICK DA RAP 4 BOYZ 男性将軍ルーレット ストレンジ・オレンジ 第6~7話フィールドBGM 征服への序曲~こんなボス曲はリタルダンドだ~ 鉄拳大公戦 戦慄の旋律 半熟英雄「エッグモンスター(強)」のアレンジ スリリング・ストリングス 第7~8話ボスBGM 勝利しちゃったもんね 「勝利ッ!」のアレンジ PICK DA RAP 4 GIRLS 女性将軍ルーレット 恍惚のファンファーレ 最高の結果が起きた時のファンファーレ 絶望のシンフォニー 最悪な結果が起きた時のファンファーレ 復活のララバイ ホンダラ卵舞曲のアレンジたまご修復 Disc 2 ブレイス・オブ・ディファレンス 8話~10話フィールドBGM 高貴なる遺産 カトリ・デ・オマール復活ムービー 猛るカトリの血 イベント用BGM ビヨンド・ザ・クオリティ 9話ボスBGM クオリティ・ファクトリー 11話フィールドBGM 絶望すべき咆哮 ファイナルファンタジーVIIの「片翼の天使」のアレンジ11話ボスBGM チンコん歌 半熟英雄「敗北」のアレンジ 彼岸から楽におなりと呼ぶ声が聞こえ 半熟英雄「ゲームオーバー」のアレンジ バイバイ・パーティ 半熟英雄「ゲームオーバー」のアレンジ本編未使用 ホンキートンキー・ファンタジー いっぱつエッグのエグモン戦 行け!エッグマン アイキャッチBGM アンノウン・ワールド 12話ボスBGM 四次元皇帝 四次元皇帝のテーマ 理不尽戦闘 12~13話ボスBGM 決戦~憤怒を勇気に変えて~ 半熟英雄「フィールド(冬)」のアレンジ13話フィールドBGM 44ロック 歌:四次元隊ラスボスBGM 哀しみの英雄 終盤のイベント用BGM 黄身なしでは… エンディングテーマ歌:ささきいさお フィナ~レ DE バトル ラストシーン用BGM 半熟音頭 スタッフロール歌:半熟オール☆スターズ 来週の半熟英雄 「戦え!半熟英雄」のインストゥルメンタル 線上で… スタッフロール後の画面 サウンドトラック 半熟英雄 対 3D オリジナル・サウンドトラック
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半熟英雄 対 3D 13-473~481、 14-12~25 473 半熟英雄対3D Episode1 sage 05/03/19 19 17 49 ID lD1H+HgK 昔々、二次元という次元に、アルマムーンという国がありました。 二次元なので、国民全員パラッパラッパー級のペラペラボディです。 でもそんなことは気にせず、立派な王様のもとで平和に暮らしていました。 この国には、代々伝わる不思議な卵がありました。 これを使うと、中からエッグモンスターという生物を召喚できます。 先日オディオという男が侵略してきた時も、王様がこれを使い、真紅のドラゴンを召喚。 漆黒のドラゴンに変身したオディオと激闘し、みごと勝利。 この戦いが終わってすぐに、王妃様が息子を出産しました。 主人公こと半熟英雄の誕生です。 ちなみにオディオが戦争を仕掛けてきた動機は、王妃様に振られたから。 はるばるLIVE A LIVEの世界から出張してきたというのに、 こっちの世界でも恋愛運に恵まれませんでした。 474 半熟英雄対3D オープニング sage 05/03/19 19 19 41ID lD1H+HgK どこの次元でも善人と美形は早死にするらしく、その後、国王夫妻は若くして他界。 主人公は無事に育ったものの、両親に似ずバカでドスケベでした。 まだ11歳なので仕方ない部分もありますが、 それにしたって当主としては不安と問題が山積み。 大臣セバスチャンは頭と胃を痛めていました。 ある日、主人公が惰眠をむさぼっていると、 どこからともなく美しい女の声が語りかけてきました。 「私の声が聞こえますか…?」 半分眠りながら返事をする主人公。すると空から巨大なおまるが出現。 水洗便所のような効果音が流れ、 アルマムーン城は異次元に流れていきました。 475 半熟英雄対3D 第2話 sage 05/03/19 19 21 11 ID lD1H+HgK 未確認飛行おまるにアブダクションされて辿り着いた先は、 蛍光色のワイヤーフレームだけで構成された奇妙な空間。 同じくワイヤーフレームだけで出来た先住民たちは非友好的らしく、 問答無用で攻撃してきます。わけのわからないまま応戦することに。 とりあえず周囲の城を全て侵略&制圧してみると、 骨細工のようなポリゴン体型のボスが出てきました。 彼はスケルトン男爵。妖術キネマティックで他人の関節を操る力があります。 ……でも主人公達には全然効きませんでした。 二次元人にポリゴンの関節はないからです。むなしく散る男爵。 勝利をおさめた主人公のもとに、また例の声が話しかけてきます。 彼女の説明によると、この世界は三次元に存在する3Dワールド。 悪の3D軍団につかまってしまった彼女は、必死にSOSを発信し、 何の因果かそれをキャッチしたのが主人公だったとのこと。 囚われの姫君を救出するため、この次元で戦いを続けることになりました。 彼女の力で、次の戦場へワープするアルマムーン城。 476 半熟英雄対3D 第3話 sage 05/03/19 19 23 42 ID lD1H+HgK 3D軍団は何の目的で声の主を捕らえたのか。そもそも声の主は何者なのか。 疑問は尽きねど、声の主は3D軍団に記憶を消されていて、 話しても詳しい情報は得られませんでした。 とりあえずワイヤー大陸へ着いたので、考えるのは後回しにして戦います。 ボスはワイヤード伯爵。「ワイヤー大陸を統べるのは、このワイやー!」迫り来る関西弁とダジャレ。 伯爵に勝利し、ポッドの中に閉じこめられていた声の主を救出。 ……予想と期待に反して、超弩級のブスでした。 アヒルとナマズとブタが悪魔合体したような姿は、新手のスタンドと見紛う迫力。 石化する主人公一同。「3D軍団の呪いでこんな姿にされた」と嘆くブス。 そのあと色々あって彼女の暫定ネームは「あたし・」に決定。 記憶喪失状態で身寄りがないので、アルマムーン軍に同行することに。 477 半熟英雄対3D 第4話 sage 05/03/19 19 25 20 ID lD1H+HgK あたし・の力で次なる戦場、ナマポリ大陸にワープしたアルマムーン城。 彼女は自分専用の高価な玉座を作らせたり、旗色が悪くなると嘘泣きしたり、 いろいろ傍若無人でした。仮に正体が美少女だとしても、萌えられるかどうか危ういラインです。 「最大の敵を身内にしてしまったかも」と苦悩するセバスチャン。 彼女に「マイ王子様」認定されて怯える主人公。 そうして姫君に惚れられるほど勇敢に戦い、既に悪者を2人も倒した主人公ですが、 いまだ日常生活においてはただの悪ガキで、風呂にもなかなか入ろうとしません。 今日もセバスチャンに怒られて、ようやく風呂場に向かいます。 しかし風呂場ではあたし・がシャワーを浴びてました。全裸で。 この世ならざる物を見た主人公は、あしたのジョーよりも真っ白になって昏倒。 今回はセバスチャンの指揮で戦うことになりました。 478 半熟英雄対3D 第4~5話 sage 05/03/19 19 30 35ID lD1H+HgK ナマポリ大陸は多少技術が進歩し、3D軍団もレゴブロック風ポリゴン体型に。 こいつらと戦い、ボスのブロックゴーレムも撃破。 年甲斐もなく気張りすぎたセバスチャンは具合が少し悪そうです。 自身の老いを感じつつも、主人公が一人前になるまでは持ちこたえねばと、 内心で決意を固めるセバスチャン。 ようやく意識を回復した主人公でしたが、臨死体験のせいか人格激変。 聡明で正義感あふれる、亡き父そっくりの名君に生まれ変わりました。 感涙にむせぶセバスチャン。あたし・は「カワイげに欠ける」と不満顔。 新生主人公の影に隠れ、自分の存在感が薄くなることも危惧しているようです。 次なるボス、ナマポリタン大使も難なく倒した主人公ですが、 あたし・にバス停の標識で殴られ、あえなくアホに逆戻り。 自分の存在感が戻りご満悦のあたし・ 「あたし・の存在感がアップ・」「愛もアップ・」 ロマサガリスペクトしつつ次の章へ。 479 半熟英雄対3D 第6話 sage 05/03/19 19 33 39 ID lD1H+HgK ナマポリタン大使から、「あたし・はカトリ王国の生き残り」との情報get。 そこは一体どんな国で、なぜ滅びたのか。 新たな謎とアホに戻った主人公を抱え、次の大陸に向かう一行。 ところで、卵からエッグモンスターを呼び出すには、 将軍と兵士で卵の周りを囲んでグルグル回り、 「ほんだら へんだら どがびが ふんだ」と歌いつつ、 尻を振ったり出したりしながら踊る必要があります。 2ch名物「びっくりするほどユートピア体操」に勝らぬとも劣らぬ この奇行、もとい儀式を執り行ってくれるのは、ランプキンという祈祷師。 でもコイツが3D軍団の女刺客にたらしこまれ、拉致されてしまいました。 エッグモンスターが呼べなくなり、第6話の戦いは波乱の幕開けに。 480 半熟英雄対3D 第6話 sage 05/03/19 19 35 13 ID lD1H+HgK ここでは技術が更に高くなり、ポリゴンの上にテクスチャが貼られています。 敵も低い頭身ながら、人間型に進化。 ギャルゲーにも出れそうな女将軍と、やおい漫画にも出られそうな男将軍が、 セーラー服や体操服やスクール水着の猫耳娘兵を連れて攻めてきます。 戦場は、どこからかミコミコナースが聞こえてきそうな絵面に急変。 今度のボスは特別出演の鉄拳大公。 あの「こんな○○はいやだ」が十八番のお笑い芸人です。 スケッチブックをひっさげ、実写取り込み姿で立ちはだかってきました。 が、このゲームをFFと勘違いしてるらしく、 クリスタルがどうとか召喚魔法がどうだとか、場違いな長台詞を披露。 その長台詞の間に、セバスチャンがこっそりランプキン救出。 さっそく召喚可能になったエッグモンスターで攻撃します。 「FFってこんなに痛いんだー!?」……だからゲーム違います。 あっさり勝利。ランプキンは女刺客に浮気をしたカドで、 女房につるし上げを食らいました。めでたしめでたし。 481 半熟英雄対3D 第7話 sage 05/03/19 19 38 45 ID lD1H+HgK 今度の戦場はローポリ大陸。 ここには初の女ボス、ローポリン侯爵の放つフェロモンが溢れかえっています。 これに主人公および男将軍は骨抜きにされ、行動不能に。 精神力の賜物か、年のせいで枯れてるのか、セバスチャンだけ無事でした。 再度セバスチャンの指揮のもと、女将軍だけで戦うことに。 ローポリン侯爵を倒し、臭いの元を断ったものの、 セバスチャンは先の戦いでの無理がたたり、今回もやや調子が悪そうです。 余談。ローポリン侯爵の技には「クレンジング」というものがあります。 厚化粧を落としてスッピンを晒し、目撃者に衝撃と恐怖を与える技です。 で、この技で彼女が化粧を落とす瞬間、その頭上には光る電球と共に “Unlimited Saga”の文字が。 相当に期待外rゲフンゲフン!! 好みの分かれる素顔だったようです。 12 半熟英雄対3D 第8話 sage 2005/03/23(水) 19 44 09ID ZkP5e5ye 次の大陸に移動した一行。敵側がシリアス度を増してきても、 いまだ主人公はバカ、アホ、マヌケの三重苦。 セバスチャンが「せめて主人公に兄弟でもいれば」とため息をつくと、 突如あたし・の記憶が小復活。兄弟という単語がスイッチを入れた模様。 「……そうよ、あたしにも妹がいたんだわ!」 次いで、この大陸に囚われているらしい妹のテレパシーも感じ取った彼女は、 止めようとする衛兵達を殴り飛ばし、城を飛び出して行きました。 でも到着したばかりなので外は敵地のド真ん中。 でも彼女は生きた重戦車のようなものなので心配無用。ほっといて戦います。 敵は技術と共に頭身も上がってきて、シリアス度もクール度も美形度もアップ。 それをオナラや馬フンを駆使して蹴散らす、色々な意味で低次元な二次元軍団。 数ヶ月が経ち、放浪していたあたし・がボスの居城を発見。 今度のボスはバイリンガ将軍。外見は二足歩行のサイボーグドラゴン。 双頭で、片方の首が日本語、もう片方が英語を話すインターナショナルな仕様です。 これを倒して、あたし・の妹とご対面。 13 半熟英雄対3D 第8話 sage 2005/03/23(水) 19 45 46ID ZkP5e5ye 妹は姉に全く似ず、淑やかで優しく、何より美人でした。しかもミニスカ完備。 彼女の名前はカトリイヌ。カトリが名字でイヌが名前。 そしてあたし・の本名はカトリイネでした。やはりカトリが名字でイネが名前。 イヌは姉のように記憶までは消されなかったらしく、今に至るまでの事情を話してくれました。 聖なるトグロの紋章(注:要は蚊取り線香)を持つカトリ王国は悪い虫を寄せ付けず、 三次元世界を平和に治めてきました。イネとイヌは、そのカトリ王国の王女。 しかしある日、邪悪なトグロの紋章(注:要は巻きグソ)を携えた3D軍団が来襲。 二人の両親である王と王妃は、国もろとも殺されました。 イネとイヌが殺されなかった理由は、カトリ王国に代々伝わる遺産のため。 二人が力を合わせないと、その遺産の封印は解けません。 3D軍団は遺産の力を欲し、同時に恐れてもいたので、二人を生け捕りにしておいたのでした。 いまだかつてないシリアスな展開。それについてこれない主人公。 14 半熟英雄対3D 第9話 sage 2005/03/23(水) 19 48 08ID ZkP5e5ye カトリ王国の遺産を復活させれば、3D軍団を倒せて、3D世界を平和にできそうです。 というわけで、遺産が封印されている大陸にやって来た一行。 姉妹が封印の地に立つと、砂漠の底から遺産が復活。ついでにイネの記憶も完全復活。 遺産の正体は、おまる型の移動要塞カトリ=デ=オマールでした。 これに乗って飛べば、山も越えられます。いざ、ボスの城へ出発。 「それはワイパーのスイッチよ!」 ……主人公が発進ボタンを押し間違えました。 今度のボス、ハイポリゴ大将軍は、カトリ王国を滅ぼした張本人。 さすがに外見も言動もハイクオリティで、武器がケン玉でさえなければFFにも出られるほどです。 でも二次元人が尻を出して踊って呼んだモンスターに、あっさり敗北。 方法はともかくとして、カトリ王国の仇を討てました。 喜ぶ一行のところに、天から怪しい声が降ってきます。 「(サザエさんのアナゴの声で)わが名は3D大元帥……」 15 半熟英雄対3D 第10話 sage 2005/03/23(水) 19 50 36ID ZkP5e5ye 3D大元帥は語ります。 全ては、低次元人の能力を確かめるための実験だった。 わざとイネを生かしておき、イネの力で主人公たちを連れてこさせたのだと。 しかし予想外に低次元の生物は強力で、このままだと3D軍団が壊滅しかねない。 だから自らがじきじきに赴き、主人公たちを殺して、この実験を終わらせよう、と。 ハイポリゴの城が沈み、代わりに上空からウンコ型要塞トグローンが出現。 中から敵がワラワラ出てきますが、天高く浮いていて、こちらからは攻めこめません。 カトリ=デ=オマールの砲台で打ち落とすことになりました。 オマールは先述の通り、おまるの形をしています。ただし、首部分はアヒルではなく、イネ似の女神像。 その分厚い唇からビームが発射されます。ただし、エネルギー源は愛。 主人公は急遽、イネに愛の言葉を贈らなければならなくなりました。 ピッ>「愛…して、る……」 イネ「もっとよ、もっとぉ~ん」 これを繰り返すこと3~4回という生き地獄。 16 半熟英雄対3D 第10話 sage 2005/03/23(水) 19 51 57ID ZkP5e5ye 無事ビームは出て、トグローンは地面に墜落。しかし中の3D大元帥はまだ生きています。 もう一発やろうにも主人公は弱りきっていて、これ以上やらせたら心身の危機です。 なので、墜落したトグローンに直接乗り込み戦うことにしました。 突入前、またセバスチャンが苦しそうにうめき、イヌに優しく気遣われました。 「(頼む……この戦だけでいい、持ってくれ!)」 エンディングに向けて着々と立ちつつある嫌なフラグ。 万全を期してトグローンに乗り込む一行。最後の敵、3D大元帥と最終決戦……のつもりが、 「こんにちは、再登場の鉄拳です」 脱力。 「せっかくFFに出ているんだから、開発の人にお願いして復活させてもらいました」 まだ間違えてるし。 気を取り直して戦い、勝利。天からまた大元帥の声が。 「もうお前は用済みだ……大体おまえは、ゲームを間違っておる……」 鉄拳再度死亡。同時にトグローンが揺れだしたので、急いで退却します。 しばらくして、トグローンが人型巨大メカに変形。 カトリ=デ=オマールでこれに突進し、横っ腹を突き破って内部に侵入。 中にいる敵達をしりぞけ、今度こそ大元帥と対峙します。 17 半熟英雄対3D 第11話 sage 2005/03/23(水) 19 54 09ID ZkP5e5ye 「2Dが勝つか、3Dが勝つか……これが互いの生存を賭けた最後の戦いだ……!」 幽霊のような格好から、巨大メカ型に変わる大元帥。いかにも強そうで威厳も十分。 その背後から流れてくる音楽は、 かの名曲『片翼の天使』(元はFF7ラスボス戦の曲。田代FLASHのBGMとしても有名) スローテンポにアレンジされています。ついでに歌詞もアレンジされています↓ ポリゴン テクスチャー エフェクト モーション ムービー 懲りすぎ コストもハイクオリティだ3D!(ダダダダーン)3・D・!(ドドドドーン) 3Dの大元帥にふさわしく、その攻撃は三拍子そろっています。 威力の高さ、グラフィックの美麗さ、それにともなうムービーのかったるさ。 どれをとってもFFの召喚獣並。 苦戦しつつも勝利すると、大元帥の身体が縮み、 主人公達と同じ2Dの姿に変わってしまいました。 18 半熟英雄対3D 第11話 sage 2005/03/23(水) 19 56 45ID ZkP5e5ye 3Dあらため2D大元帥は力無くうなだれ、アナゴさんの声で語り初めます。 自分も、この世界も、元は2Dだった。 でも長い歴史の中で3Dという新技術が生まれ、世界は貪欲に進化していった。 最初はワイヤー、次にポリゴン。 テクスチャーを貼ったローポリゴンから、実写と見紛うほどのハイポリゴンへと。 「我々は技術に振り回され…バランスを失い… どうしていいかすら…わからなくなっていたのかもしれん。 我々は…お前達2Dと共存するべきだった。 いや今更かもしれんが……。 2Dのままでいるべきだったと…今ではわかる…。 お前達を生かし、実験を続けたのは、きっと私の暴走を止めてほしかったのだ」 スクウェア渾身の自虐ネタにしんみりしていると、またも天から声が。 「進化を悔いるとは……笑止だ4!(よん!)」 珍妙な語尾がついた珍妙な声と共に、珍妙な力が降りてきて、攻撃。 直撃を喰らった2D大元帥は絶叫。 「ウボァーーッ!!」 見た目と一緒に、叫び声もFF2時代まで先祖返りしたようです。 19 半熟英雄対3D 第12話 sage 2005/03/23(水) 19 59 22ID ZkP5e5ye 「私は3Dより更に上の存在…四次元の存在だ4」 偉そうに語り始める謎の声。 今までの戦いは、自分が二次元と三次元を操って起こしたものだと言います。 「私は自分の意思で戦ってきた」と反論する大元帥ですが、トドメを刺されて死亡。 「戦え、半熟英雄……!」最後に改心して逝きました。あまりの仕打ちだと怒るセバスチャン。 4 「二次元が四次元に怒るというのか4.二次元が四次元にかなうわけないのに4」 大臣「3D大元帥の遺志を継いだワシらは、2+3で5次元じゃ!」 心意気を買われた一行は四次元へと招かれ、こいつと戦うことになりました。 四次元に到着しました。そこに見渡す限り広がるのは、青く光る宇宙のような異空間。 そこに散らばる建造物は、巨大なカレーやプリン。 そこから大挙して押し寄せてくる敵の姿は、寿司や豆腐や壺や古墳。 ウゴウゴルーガ地獄編とでもいうべきブチ切れた世界観は、 たしかに低次元人の理解力の限界を超えています。 とにかく寿司や古墳と戦う2D軍団あらため2+3=5D軍 たまに「セフィロス」や「ユウナ」という名前の寿司にも会えます。不憫です。 20 半熟英雄対3D 第12話 sage 2005/03/23(水) 20 00 59ID ZkP5e5ye 将軍を吸い込んでしまう四次元怪獣スーモンと、 エッグモンスターを食べてしまう四次元怪獣クーモンを倒すと、 ボスの城が出てきました。 あの声の主。すなわち最後の敵と対決……のつもりが、 「あ、どうも、鉄拳です」 脱力。 「フッフッフ、なぜ私がここにいるのか理解できんようだな……」 「私は三次元人ではない。皇帝様の命により、3D軍と貴様達の戦いを見守ってきた……」 「四次元人なのだ4(よん)」 大脱力。 ともあれ歴代FFのロゴや、ティーダとユウナのポスターが乱舞するミーハーな空間で戦い勝利。 しかし鉄拳はシーモア級のしつこさで復活。 そしてHP9999のアルティメット鉄拳へと巨大化。 見た目は小学生の「僕が考えた超人」チック。その攻撃はというと、 「ヘッドルーレットスタート!」→「今回の頭はコレだ!」→自分の頭で自分を攻撃 「ヘッドルーレットスタート!」→「今回の頭はコレだ!」→自分の頭で自分を(略) 「ヘッドルーレットスタート!」→「今回の頭はコレだ!」→自分の頭で(ry みるみるHPが減ってって自滅しました。 元に戻った鉄拳を前に、リアクションに困る主人公。 そのスキをつかれて、イネが人質にとられました。 21 半熟英雄対3D 第13話 sage 2005/03/23(水) 20 04 24ID ZkP5e5ye 鉄拳は卵を渡すように要求してきました。しかし、主人公がそれに答えようとした瞬間。 「もういいの。このために私…ここに来たんだわ」 「愛されてないってことぐらい判ってた」 「でも、一緒にいられて楽しかった」 「本当に……愛してた……」 突如、イネが服をはぎ取りました。 腹巻きとサラシと贅肉に挟み込まれて、ダイナマイトがびっしり。 そして灯される金色のヤクザジッポー。鉄拳に飛びかかり、イネ自爆。 スッキリしたような寂しいような複雑な心境でカトリ=デ=オマールに戻ります。 天涯孤独になってしまったイヌが待っていました。 「お姉様は幸せだったと思います。あなたがたは悲しみ怒ってくださっています。私と同じように」 そこに天から、四次元皇帝が口を挟んできました。 同種族が死ぬのは淘汰である。進化を支える淘汰を悲しんだり怒ったりするのは、低次元な感情であると。 それを一行は「そんな風にしか考えられないような高次元など理解したくない」とはねのけ、 最終決戦が幕を開けました。 大臣「うっ……」 イヌ「大臣おじさま!無理をなさらないで」 またセバスチャン死亡フラグの疑いを強めつつ。 前座に出てきたのは、クーモンが食べたエッグモンスターを呼び出してくるダスモンと、 スーモンが吸った将軍をけしかけてくるハクモン。 これを倒すと、ようやく正真正銘のラスボス、四次元皇帝が姿をあらわしました。 22 半熟英雄対3D 第13話 sage 2005/03/23(水) 20 06 13ID ZkP5e5ye その姿は、股間からラッパを生やした超兄貴が「4」と大書された覆面をかぶり、 全裸に黒いベルトを巻き、白い手袋とブーツとマントを装備し、 なおかつ百円ショップに売ってる、先端に星や月が付いた針金で背中をデコレーションしたような…… ……駄目でした。低次元人の表現力の限界を超えています。 とにかく、この限界突破気味の変態こそが、ラスボス四次元皇帝。 なお喜、怒、哀、楽の4種類います。 ラスボスは1人でいいのに4人も。こんな変態は1人で充分なのに4人も。 「君達には四体に見えるだろうが、どれもが実体であり、どれもが私自身なのだ4」 それぞれ強力な攻撃を持っています。股間のラッパから音符を出してきたり、 サラリーマンを呼び寄せてゲロを吐かせたり、 鬱になる歌をカラオケで歌ってこっちを鬱にしたり 汚い筋肉質の尻でヒップアタックしたりしてきます。確かにこんな高次元なら理解したくありません。 苦闘の末に勝利。なぜ低次元の生物に負けたのだと叫ぶ四次元皇帝に、セバスチャンが説教。 低次元で半熟で、失敗も後悔もするからこそ、成長する可能性を手に入れられるのだと。 23 半熟英雄対3D エンディング sage 2005/03/23(水) 20 11 03ID ZkP5e5ye 3D世界に戻った一行。墓代わりに建てたイネの銅像を前に、 パンチラしながらイヌが号泣。銅像に敬礼する二次元人一同。 主人公の脳裏に現れては消える思い出の数々。どこからか流れてくる挿入歌。 「きみなしでは きみなしでは 白身だけだよ(歌:ささきいさお)」 目を閉じて思い出にひたる一行。不意にトドのような野太い泣き声で、現実に引き戻されました。 目を開けると隣に「なんて悲運な王女なのぉ~」と、銅像を見上げて自画自賛するイネが。 驚愕する主人公にイネが説明してくれました。 肉体を失った彼女の精神は時空を越え、あらゆる時のあらゆる場所に飛び散り、 転生を繰り返して、あらゆる世界で活躍したといいます。 エジプトのある時代ではクレオパトラとして、日本のある時代では小野小町として。 「スピラのビサイドって所では、ユウナって名前だったこともあったかな~」 寿司の件といい、つくづくユウナが不憫です。 「でも、ある日マイラヴァーの呼ぶ声がしたの。それはあらゆる次元の、あらゆる私に届いたわっ!」 そして全ては3D世界に集い、イネとして復活したのでした。 ゼノギアスの主人公カップルに匹敵するほど、哲学的でスケールが壮大な奇跡。 そしてFF10-2のティーダ復活に匹敵するほど、原理が不明でプレイヤーをケムに巻いた奇跡。 24 半熟英雄対3D エンディング sage 2005/03/23(水) 20 15 03ID ZkP5e5ye と、ようやく3D軍団にかかっていた呪いが解けはじめたらしく、 うずくまるイネ。妹イヌも呪われていたらしく、同じようにうずくまります。 イネの身体から怪しい煙が抜けていき、再び顔を上げると…… ……鼻の横にあった巨大なホクロから、一本出ていた毛が、無くなっています。 「チャームポイントのホクロに、抜いても抜いても生えてくる毛を生やされちゃってたのよ~!」 隣のイヌも立ち上がりました。 「うぜーんだよイネはよぉ」いきなり辛辣になりました。 実は本来のイヌは生粋のコギャルで、 彼女が3D軍団にかけられていたのは、おしとやかになってしまう呪いだったのでした。 イネは罵られても平然として、「やっぱりこっちの方がかわいい」と喜んでいます。 何はともあれ呪いが解けてよかったと思った次の瞬間、今度はセバスチャンが苦しみ出しました。 このままでは長きにわたって張られてきた伏線が消化されてしまいます。 25 半熟英雄対3D エンディング sage 2005/03/23(水) 20 17 57ID ZkP5e5ye 慌て悲しむ主人公にイネが助け船を出しました。 「カトリ王国の言い伝えでは…真の愛を手に入れた乙女の流す涙は万能薬」 つまりイネを愛せということです。 迷いまくる主人公の前で、噴水のように血を吐くセバスチャン。 天国から死んだ両親の霊が降りてきて、主人公を勇気づけます。 「カトリイネ…今を逃してはならん…!」イネの父親まで来ました。 「一気にたたみかけるのです…!」……母親も来ました。 「俺たちを倒したお前だ!」なぜハイポリゴ大将軍まで。 「生きろ! そして戦えっ!」なんで2D大元帥まで。 「我々の分も…!」どうして四次元皇帝まで。 少年漫画の最終決戦前のごとき演出に逃げ場を奪われた主人公は、ついにイネとキスさせられました。 画面暗転。 目を覚ますと玉座の上にいました。よかった、夢オチだったと安心する主人公。 が、そこにイネとイヌ登場。明日の結婚式が楽しみで落ち着かないとのこと。 単に、今までのことを夢で振り返っていただけのようです。 結婚するのはもちろん主人公とイネ。 2Dと3Dは長い戦いの末に、アルマムーン王家のもと一つに合わさることができました。 後ろでは主人公の両親の霊と、イネの両親の霊が、満足気に頷いています。 セバスチャンも嬉し涙を流しつつ、結婚式の準備にいそしんでいます。 こうしてアルマムーンは、いや2Dと3Dは、末永い友好と平和を手に入れました。 1人の少年の人生を犠牲にして。 完
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491 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 22 00 00 ID zQ8PPtig0 半熟英雄SFC 492 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 22 00 01 ID u3NoH6QVO すばらしきこのせかい 493 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 22 00 02 ID AyUnzwwt0 スゥイートホーム 495 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 22 00 59 ID 71Pm6Uzi0 スーパーマリオブラザーズ3 496 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 22 01 35 ID CCIw3Bvt0 うわ、もう10時か。 最悪のタイミングで書き込んでしまった。 10時に備えてスレに来たというのに・・・ 497 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 22 05 05 ID 71Pm6Uzi0 可愛い奴だ。 498 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 22 05 59 ID BYAKd/IU0 それRPGじゃないぞ 499 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 22 06 39 ID BYAKd/IU0 ああごめん勘違いしてたorz 501 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 22 18 16 ID Sx78QgUp0 評判いいのはよく目にするが、店に行っても結局買わずに他のゲームを買ってしまう 気にはなってるんだが 502 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 22 18 44 ID jYMuSfyW0 『半熟英雄』(はんじゅくヒーロー)は、第一作が1988年にスクウェア (現スクウェア・エニックス)で発売された リアルタイムシミュレーションロールプレイングゲーム( 公式ではないが、リアルタイムストラテジーにも該当する)の作品であり、またシリーズの総称である。 1988年、ファミリーコンピュータ用ソフトとして第1作が発売。 家庭用ゲーム機としては初となる「リアルタイムシミュレーションRPG」とされている。 本作発売以前のシミュレーションゲームはコマとなる1キャラクターの能力を示すステータスの表記が多く それによりシステムが複雑なものとしていたが、本シリーズではそういったものを極力排除し 視覚的にわかりやすく、感覚的に遊べるゲームに仕上げられた。 攻略した城の収入を元手に領土を拡大するシステムではあるが、内政に注意を払う必要は少なく 最新作の4においては全く無くなっている。 基本的なシステムは最新作でもほとんど変化していないが より戦闘に特化した内容となっている。 物語はゲームとしては非常に異色なもので、登場人物は舞台の上で芝居を演じるという形をとっている。 全編がコメディタッチで描かれ、ギャグやパロディが随所にちりばめられている。 前作で大陸の再統一を果たし、イリス姫と結婚した王子。 しかし、剣の稽古こそ欠かさなかった王子だが、私生活は全くだらけきっていた。 幼児退行して自分の名前さえ書けなくなり、寝る時は大臣に絵本を読んでもらうという有様。 イリス姫は愛想を尽かして出奔し、政治の実権を握った大臣は財政赤字に苦慮していた。 そんなある日、「完熟なる者」達がアルマムーン王国に戦いを挑んで来た。 アルマムーン王国の卵が上か、完熟なる黒き卵が上か。まずは完熟軍の先兵 完熟クイーンに寝返った城を取り戻し、さらに完熟軍のボスを目指して戦うことになる。 しかし、物語は意外な展開を見せるのだった。 全12話。面クリア制で、最初の1話をクリアすると2話、3話…と進めて行く。 504 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 22 22 25 ID zQ8PPtig0 (´;ω;`) 505 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 22 24 20 ID DJfiKkFAO ふんだらだった ふんだらだった ふんだらだった ふんふん♪ くちびるナイトがたんじょうした! 506 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 22 35 37 ID wfXnTfQa0 SFC版の攻略本が最高だった 507 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 23 03 12 ID zQ8PPtig0 曲も素晴らしいよね。ノブナーガ戦とかエッグワールドとか最高 すぎやま節全開のドラクエっぽさの中にチラリと漂う植松調がたまらない ほんだららった へんだららった どんがらがった ふん♪ふん♪ 女将軍かわいいよ女将軍(;´Д`)ハァハァ ttp //bbs5.meiwasuisan.com/bbs/bin/img/game/12370278620001.jpg 508 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 23 46 08 ID ocoAVywg0 破壊するものが出てたのって何作目? 509 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 23 56 46 ID zQ8PPtig0 二作目 510 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 02 36 15 ID QEsPWjenO ハデデスとかガーコイルとかゾンビとか、FFネタのパロディがたまらなく面白かった。 511 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 02 43 11 ID JdsaXTlC0 半熟英雄のディープな知識 ・『高レベルになるとランプキン、キャリーだけがでる、 スーパーでハデスが出せない』はガセネタ。 ・エンジェリンをエラベルに使えばクーモン、スーモンが使える。 ・使用回数4でカバドラゴンが出せる状態ならエンジェリンでハデスが出る。 ・カボチャを使わずに勝つとエラベル又はスーパーに変化。 512 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 04 56 13 ID zzvAilb80 492 携帯で惜しいな・・・ 狭き門だ 513 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 07 25 56 ID v/1jHy500 最初から最後まで笑いっぱなしでプレイしてた。 完熟四季王とかセンスよすぎw 514 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 08 37 38 ID JGIBwiLM0 511 昔レベルを最高にしたんだが、本当にキャリーとランプキンしかでなくなったぞ? 515 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 08 46 16 ID 8rvxJKDgO 召喚されるモンスターとかストーリーとかイッテツーンとか。 あの頃のスクウェアのセンスは本当に最高だった。めちゃんこ楽しんだ。 将軍にFFのキャラ名があったのもテンションあがった。 ゲーム後半、10個ぐらいの文章を集めてそれを順番通り並べないとボスと戦えない場面だかがあって、死ぬ程つまったのは良い思い出。 516 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 10 51 12 ID k3+5hTxu0 511 いきなり嘘つきか、某サイトの嘘情報に騙されたか、某サイトに嘘教えた本人か 517 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 14 27 44 ID JdsaXTlC0 514 ネット情報の受け売り乙 本当にやったことあるならそんな発言は出てこないよ 516 ネットの嘘情報を鵜呑みにして真実を知らない奴が多くて困る 518 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 14 45 37 ID URvAsmw50 517 俺もそうなんだが 何回も月変わる前に半熟値大幅うpイベント狙いまくって レベル最大になってハデスとか普通に出てくると思ってwktkしてたらランプキンしかでなくて 泣く泣く最初からやった。酷い思い出だったから覚えてる お前のがなんか胡散臭いぞ 519 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 14 48 43 ID URvAsmw50 ついでだが、後半になって敵がやたら硬いガーゴイルとか なんか弱いのにやたら強い?エッグモンスター出してこなかったか? レッドドラゴンがあっさりガーゴイルにぶち殺されるなんて・・・ あれプレイヤーもできるのだろうか? 520 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 16 28 19 ID v/1jHy500 ランプキンしか出てこなくなるトラップはたしかにあった。 ただ、そのデータでクリアした記憶あるし、全部じゃなくて一部のエッグだけだったような? 519 強化エグモンいたなー。 マジンガーに何度レッドドラゴンをやられたことか。 521 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 18 33 17 ID qJpS2m/J0 517 本スレで一瞬で嘘がバレてフルボッコにされ 本スレからの誘導でまた嘘付きにきたのかw お前の狂言に騙されるのはあのサイトだけだよ。 522 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 18 45 56 ID e+07PLKC0 ι゛ゅ 523 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 18 52 51 ID 7GEBG5rY0 ここにまで本スレの問題持ち込むのは勘弁して欲しいな 524 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2009/07/03(金) 20 27 41 ID wfwc7wp6O 切り札の「せいしゅん」とか意味わからんよな さむぞらのしたインターハイがどうたらこうたらっていうやつ 大臣アタックだっけ? あれは強かった 525 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 21 58 51 ID QEsPWjenO 523 どうせ1日限りで終わるし、各ゲームの本スレの雰囲気も判るから面白いと思ってる俺w
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半熟英雄 対 3D 13-473~481、 14-12~25 473 半熟英雄対3D Episode1 sage 05/03/19 19 17 49 ID lD1H+HgK 昔々、二次元という次元に、アルマムーンという国がありました。 二次元なので、国民全員パラッパラッパー級のペラペラボディです。 でもそんなことは気にせず、立派な王様のもとで平和に暮らしていました。 この国には、代々伝わる不思議な卵がありました。 これを使うと、中からエッグモンスターという生物を召喚できます。 先日オディオという男が侵略してきた時も、王様がこれを使い、真紅のドラゴンを召喚。 漆黒のドラゴンに変身したオディオと激闘し、みごと勝利。 この戦いが終わってすぐに、王妃様が息子を出産しました。 主人公こと半熟英雄の誕生です。 ちなみにオディオが戦争を仕掛けてきた動機は、王妃様に振られたから。 はるばるLIVE A LIVEの世界から出張してきたというのに、 こっちの世界でも恋愛運に恵まれませんでした。 474 半熟英雄対3D オープニング sage 05/03/19 19 19 41ID lD1H+HgK どこの次元でも善人と美形は早死にするらしく、その後、国王夫妻は若くして他界。 主人公は無事に育ったものの、両親に似ずバカでドスケベでした。 まだ11歳なので仕方ない部分もありますが、 それにしたって当主としては不安と問題が山積み。 大臣セバスチャンは頭と胃を痛めていました。 ある日、主人公が惰眠をむさぼっていると、 どこからともなく美しい女の声が語りかけてきました。 「私の声が聞こえますか…?」 半分眠りながら返事をする主人公。すると空から巨大なおまるが出現。 水洗便所のような効果音が流れ、 アルマムーン城は異次元に流れていきました。 475 半熟英雄対3D 第2話 sage 05/03/19 19 21 11 ID lD1H+HgK 未確認飛行おまるにアブダクションされて辿り着いた先は、 蛍光色のワイヤーフレームだけで構成された奇妙な空間。 同じくワイヤーフレームだけで出来た先住民たちは非友好的らしく、 問答無用で攻撃してきます。わけのわからないまま応戦することに。 とりあえず周囲の城を全て侵略&制圧してみると、 骨細工のようなポリゴン体型のボスが出てきました。 彼はスケルトン男爵。妖術キネマティックで他人の関節を操る力があります。 ……でも主人公達には全然効きませんでした。 二次元人にポリゴンの関節はないからです。むなしく散る男爵。 勝利をおさめた主人公のもとに、また例の声が話しかけてきます。 彼女の説明によると、この世界は三次元に存在する3Dワールド。 悪の3D軍団につかまってしまった彼女は、必死にSOSを発信し、 何の因果かそれをキャッチしたのが主人公だったとのこと。 囚われの姫君を救出するため、この次元で戦いを続けることになりました。 彼女の力で、次の戦場へワープするアルマムーン城。 476 半熟英雄対3D 第3話 sage 05/03/19 19 23 42 ID lD1H+HgK 3D軍団は何の目的で声の主を捕らえたのか。そもそも声の主は何者なのか。 疑問は尽きねど、声の主は3D軍団に記憶を消されていて、 話しても詳しい情報は得られませんでした。 とりあえずワイヤー大陸へ着いたので、考えるのは後回しにして戦います。 ボスはワイヤード伯爵。「ワイヤー大陸を統べるのは、このワイやー!」迫り来る関西弁とダジャレ。 伯爵に勝利し、ポッドの中に閉じこめられていた声の主を救出。 ……予想と期待に反して、超弩級のブスでした。 アヒルとナマズとブタが悪魔合体したような姿は、新手のスタンドと見紛う迫力。 石化する主人公一同。「3D軍団の呪いでこんな姿にされた」と嘆くブス。 そのあと色々あって彼女の暫定ネームは「あたし・」に決定。 記憶喪失状態で身寄りがないので、アルマムーン軍に同行することに。 477 半熟英雄対3D 第4話 sage 05/03/19 19 25 20 ID lD1H+HgK あたし・の力で次なる戦場、ナマポリ大陸にワープしたアルマムーン城。 彼女は自分専用の高価な玉座を作らせたり、旗色が悪くなると嘘泣きしたり、 いろいろ傍若無人でした。仮に正体が美少女だとしても、萌えられるかどうか危ういラインです。 「最大の敵を身内にしてしまったかも」と苦悩するセバスチャン。 彼女に「マイ王子様」認定されて怯える主人公。 そうして姫君に惚れられるほど勇敢に戦い、既に悪者を2人も倒した主人公ですが、 いまだ日常生活においてはただの悪ガキで、風呂にもなかなか入ろうとしません。 今日もセバスチャンに怒られて、ようやく風呂場に向かいます。 しかし風呂場ではあたし・がシャワーを浴びてました。全裸で。 この世ならざる物を見た主人公は、あしたのジョーよりも真っ白になって昏倒。 今回はセバスチャンの指揮で戦うことになりました。 478 半熟英雄対3D 第4~5話 sage 05/03/19 19 30 35ID lD1H+HgK ナマポリ大陸は多少技術が進歩し、3D軍団もレゴブロック風ポリゴン体型に。 こいつらと戦い、ボスのブロックゴーレムも撃破。 年甲斐もなく気張りすぎたセバスチャンは具合が少し悪そうです。 自身の老いを感じつつも、主人公が一人前になるまでは持ちこたえねばと、 内心で決意を固めるセバスチャン。 ようやく意識を回復した主人公でしたが、臨死体験のせいか人格激変。 聡明で正義感あふれる、亡き父そっくりの名君に生まれ変わりました。 感涙にむせぶセバスチャン。あたし・は「カワイげに欠ける」と不満顔。 新生主人公の影に隠れ、自分の存在感が薄くなることも危惧しているようです。 次なるボス、ナマポリタン大使も難なく倒した主人公ですが、 あたし・にバス停の標識で殴られ、あえなくアホに逆戻り。 自分の存在感が戻りご満悦のあたし・ 「あたし・の存在感がアップ・」「愛もアップ・」 ロマサガリスペクトしつつ次の章へ。 479 半熟英雄対3D 第6話 sage 05/03/19 19 33 39 ID lD1H+HgK ナマポリタン大使から、「あたし・はカトリ王国の生き残り」との情報get。 そこは一体どんな国で、なぜ滅びたのか。 新たな謎とアホに戻った主人公を抱え、次の大陸に向かう一行。 ところで、卵からエッグモンスターを呼び出すには、 将軍と兵士で卵の周りを囲んでグルグル回り、 「ほんだら へんだら どがびが ふんだ」と歌いつつ、 尻を振ったり出したりしながら踊る必要があります。 2ch名物「びっくりするほどユートピア体操」に勝らぬとも劣らぬ この奇行、もとい儀式を執り行ってくれるのは、ランプキンという祈祷師。 でもコイツが3D軍団の女刺客にたらしこまれ、拉致されてしまいました。 エッグモンスターが呼べなくなり、第6話の戦いは波乱の幕開けに。 480 半熟英雄対3D 第6話 sage 05/03/19 19 35 13 ID lD1H+HgK ここでは技術が更に高くなり、ポリゴンの上にテクスチャが貼られています。 敵も低い頭身ながら、人間型に進化。 ギャルゲーにも出れそうな女将軍と、やおい漫画にも出られそうな男将軍が、 セーラー服や体操服やスクール水着の猫耳娘兵を連れて攻めてきます。 戦場は、どこからかミコミコナースが聞こえてきそうな絵面に急変。 今度のボスは特別出演の鉄拳大公。 あの「こんな○○はいやだ」が十八番のお笑い芸人です。 スケッチブックをひっさげ、実写取り込み姿で立ちはだかってきました。 が、このゲームをFFと勘違いしてるらしく、 クリスタルがどうとか召喚魔法がどうだとか、場違いな長台詞を披露。 その長台詞の間に、セバスチャンがこっそりランプキン救出。 さっそく召喚可能になったエッグモンスターで攻撃します。 「FFってこんなに痛いんだー!?」……だからゲーム違います。 あっさり勝利。ランプキンは女刺客に浮気をしたカドで、 女房につるし上げを食らいました。めでたしめでたし。 481 半熟英雄対3D 第7話 sage 05/03/19 19 38 45 ID lD1H+HgK 今度の戦場はローポリ大陸。 ここには初の女ボス、ローポリン侯爵の放つフェロモンが溢れかえっています。 これに主人公および男将軍は骨抜きにされ、行動不能に。 精神力の賜物か、年のせいで枯れてるのか、セバスチャンだけ無事でした。 再度セバスチャンの指揮のもと、女将軍だけで戦うことに。 ローポリン侯爵を倒し、臭いの元を断ったものの、 セバスチャンは先の戦いでの無理がたたり、今回もやや調子が悪そうです。 余談。ローポリン侯爵の技には「クレンジング」というものがあります。 厚化粧を落としてスッピンを晒し、目撃者に衝撃と恐怖を与える技です。 で、この技で彼女が化粧を落とす瞬間、その頭上には光る電球と共に “Unlimited Saga”の文字が。 相当に期待外rゲフンゲフン!! 好みの分かれる素顔だったようです。 12 半熟英雄対3D 第8話 sage 2005/03/23(水) 19 44 09ID ZkP5e5ye 次の大陸に移動した一行。敵側がシリアス度を増してきても、 いまだ主人公はバカ、アホ、マヌケの三重苦。 セバスチャンが「せめて主人公に兄弟でもいれば」とため息をつくと、 突如あたし・の記憶が小復活。兄弟という単語がスイッチを入れた模様。 「……そうよ、あたしにも妹がいたんだわ!」 次いで、この大陸に囚われているらしい妹のテレパシーも感じ取った彼女は、 止めようとする衛兵達を殴り飛ばし、城を飛び出して行きました。 でも到着したばかりなので外は敵地のド真ん中。 でも彼女は生きた重戦車のようなものなので心配無用。ほっといて戦います。 敵は技術と共に頭身も上がってきて、シリアス度もクール度も美形度もアップ。 それをオナラや馬フンを駆使して蹴散らす、色々な意味で低次元な二次元軍団。 数ヶ月が経ち、放浪していたあたし・がボスの居城を発見。 今度のボスはバイリンガ将軍。外見は二足歩行のサイボーグドラゴン。 双頭で、片方の首が日本語、もう片方が英語を話すインターナショナルな仕様です。 これを倒して、あたし・の妹とご対面。 13 半熟英雄対3D 第8話 sage 2005/03/23(水) 19 45 46ID ZkP5e5ye 妹は姉に全く似ず、淑やかで優しく、何より美人でした。しかもミニスカ完備。 彼女の名前はカトリイヌ。カトリが名字でイヌが名前。 そしてあたし・の本名はカトリイネでした。やはりカトリが名字でイネが名前。 イヌは姉のように記憶までは消されなかったらしく、今に至るまでの事情を話してくれました。 聖なるトグロの紋章(注:要は蚊取り線香)を持つカトリ王国は悪い虫を寄せ付けず、 三次元世界を平和に治めてきました。イネとイヌは、そのカトリ王国の王女。 しかしある日、邪悪なトグロの紋章(注:要は巻きグソ)を携えた3D軍団が来襲。 二人の両親である王と王妃は、国もろとも殺されました。 イネとイヌが殺されなかった理由は、カトリ王国に代々伝わる遺産のため。 二人が力を合わせないと、その遺産の封印は解けません。 3D軍団は遺産の力を欲し、同時に恐れてもいたので、二人を生け捕りにしておいたのでした。 いまだかつてないシリアスな展開。それについてこれない主人公。 14 半熟英雄対3D 第9話 sage 2005/03/23(水) 19 48 08ID ZkP5e5ye カトリ王国の遺産を復活させれば、3D軍団を倒せて、3D世界を平和にできそうです。 というわけで、遺産が封印されている大陸にやって来た一行。 姉妹が封印の地に立つと、砂漠の底から遺産が復活。ついでにイネの記憶も完全復活。 遺産の正体は、おまる型の移動要塞カトリ=デ=オマールでした。 これに乗って飛べば、山も越えられます。いざ、ボスの城へ出発。 「それはワイパーのスイッチよ!」 ……主人公が発進ボタンを押し間違えました。 今度のボス、ハイポリゴ大将軍は、カトリ王国を滅ぼした張本人。 さすがに外見も言動もハイクオリティで、武器がケン玉でさえなければFFにも出られるほどです。 でも二次元人が尻を出して踊って呼んだモンスターに、あっさり敗北。 方法はともかくとして、カトリ王国の仇を討てました。 喜ぶ一行のところに、天から怪しい声が降ってきます。 「(サザエさんのアナゴの声で)わが名は3D大元帥……」 15 半熟英雄対3D 第10話 sage 2005/03/23(水) 19 50 36ID ZkP5e5ye 3D大元帥は語ります。 全ては、低次元人の能力を確かめるための実験だった。 わざとイネを生かしておき、イネの力で主人公たちを連れてこさせたのだと。 しかし予想外に低次元の生物は強力で、このままだと3D軍団が壊滅しかねない。 だから自らがじきじきに赴き、主人公たちを殺して、この実験を終わらせよう、と。 ハイポリゴの城が沈み、代わりに上空からウンコ型要塞トグローンが出現。 中から敵がワラワラ出てきますが、天高く浮いていて、こちらからは攻めこめません。 カトリ=デ=オマールの砲台で打ち落とすことになりました。 オマールは先述の通り、おまるの形をしています。ただし、首部分はアヒルではなく、イネ似の女神像。 その分厚い唇からビームが発射されます。ただし、エネルギー源は愛。 主人公は急遽、イネに愛の言葉を贈らなければならなくなりました。 ピッ>「愛…して、る……」 イネ「もっとよ、もっとぉ~ん」 これを繰り返すこと3~4回という生き地獄。 16 半熟英雄対3D 第10話 sage 2005/03/23(水) 19 51 57ID ZkP5e5ye 無事ビームは出て、トグローンは地面に墜落。しかし中の3D大元帥はまだ生きています。 もう一発やろうにも主人公は弱りきっていて、これ以上やらせたら心身の危機です。 なので、墜落したトグローンに直接乗り込み戦うことにしました。 突入前、またセバスチャンが苦しそうにうめき、イヌに優しく気遣われました。 「(頼む……この戦だけでいい、持ってくれ!)」 エンディングに向けて着々と立ちつつある嫌なフラグ。 万全を期してトグローンに乗り込む一行。最後の敵、3D大元帥と最終決戦……のつもりが、 「こんにちは、再登場の鉄拳です」 脱力。 「せっかくFFに出ているんだから、開発の人にお願いして復活させてもらいました」 まだ間違えてるし。 気を取り直して戦い、勝利。天からまた大元帥の声が。 「もうお前は用済みだ……大体おまえは、ゲームを間違っておる……」 鉄拳再度死亡。同時にトグローンが揺れだしたので、急いで退却します。 しばらくして、トグローンが人型巨大メカに変形。 カトリ=デ=オマールでこれに突進し、横っ腹を突き破って内部に侵入。 中にいる敵達をしりぞけ、今度こそ大元帥と対峙します。 17 半熟英雄対3D 第11話 sage 2005/03/23(水) 19 54 09ID ZkP5e5ye 「2Dが勝つか、3Dが勝つか……これが互いの生存を賭けた最後の戦いだ……!」 幽霊のような格好から、巨大メカ型に変わる大元帥。いかにも強そうで威厳も十分。 その背後から流れてくる音楽は、 かの名曲『片翼の天使』(元はFF7ラスボス戦の曲。田代FLASHのBGMとしても有名) スローテンポにアレンジされています。ついでに歌詞もアレンジされています↓ ポリゴン テクスチャー エフェクト モーション ムービー 懲りすぎ コストもハイクオリティだ3D!(ダダダダーン)3・D・!(ドドドドーン) 3Dの大元帥にふさわしく、その攻撃は三拍子そろっています。 威力の高さ、グラフィックの美麗さ、それにともなうムービーのかったるさ。 どれをとってもFFの召喚獣並。 苦戦しつつも勝利すると、大元帥の身体が縮み、 主人公達と同じ2Dの姿に変わってしまいました。 18 半熟英雄対3D 第11話 sage 2005/03/23(水) 19 56 45ID ZkP5e5ye 3Dあらため2D大元帥は力無くうなだれ、アナゴさんの声で語り初めます。 自分も、この世界も、元は2Dだった。 でも長い歴史の中で3Dという新技術が生まれ、世界は貪欲に進化していった。 最初はワイヤー、次にポリゴン。 テクスチャーを貼ったローポリゴンから、実写と見紛うほどのハイポリゴンへと。 「我々は技術に振り回され…バランスを失い… どうしていいかすら…わからなくなっていたのかもしれん。 我々は…お前達2Dと共存するべきだった。 いや今更かもしれんが……。 2Dのままでいるべきだったと…今ではわかる…。 お前達を生かし、実験を続けたのは、きっと私の暴走を止めてほしかったのだ」 スクウェア渾身の自虐ネタにしんみりしていると、またも天から声が。 「進化を悔いるとは……笑止だ4!(よん!)」 珍妙な語尾がついた珍妙な声と共に、珍妙な力が降りてきて、攻撃。 直撃を喰らった2D大元帥は絶叫。 「ウボァーーッ!!」 見た目と一緒に、叫び声もFF2時代まで先祖返りしたようです。 19 半熟英雄対3D 第12話 sage 2005/03/23(水) 19 59 22ID ZkP5e5ye 「私は3Dより更に上の存在…四次元の存在だ4」 偉そうに語り始める謎の声。 今までの戦いは、自分が二次元と三次元を操って起こしたものだと言います。 「私は自分の意思で戦ってきた」と反論する大元帥ですが、トドメを刺されて死亡。 「戦え、半熟英雄……!」最後に改心して逝きました。あまりの仕打ちだと怒るセバスチャン。 4 「二次元が四次元に怒るというのか4.二次元が四次元にかなうわけないのに4」 大臣「3D大元帥の遺志を継いだワシらは、2+3で5次元じゃ!」 心意気を買われた一行は四次元へと招かれ、こいつと戦うことになりました。 四次元に到着しました。そこに見渡す限り広がるのは、青く光る宇宙のような異空間。 そこに散らばる建造物は、巨大なカレーやプリン。 そこから大挙して押し寄せてくる敵の姿は、寿司や豆腐や壺や古墳。 ウゴウゴルーガ地獄編とでもいうべきブチ切れた世界観は、 たしかに低次元人の理解力の限界を超えています。 とにかく寿司や古墳と戦う2D軍団あらため2+3=5D軍 たまに「セフィロス」や「ユウナ」という名前の寿司にも会えます。不憫です。 20 半熟英雄対3D 第12話 sage 2005/03/23(水) 20 00 59ID ZkP5e5ye 将軍を吸い込んでしまう四次元怪獣スーモンと、 エッグモンスターを食べてしまう四次元怪獣クーモンを倒すと、 ボスの城が出てきました。 あの声の主。すなわち最後の敵と対決……のつもりが、 「あ、どうも、鉄拳です」 脱力。 「フッフッフ、なぜ私がここにいるのか理解できんようだな……」 「私は三次元人ではない。皇帝様の命により、3D軍と貴様達の戦いを見守ってきた……」 「四次元人なのだ4(よん)」 大脱力。 ともあれ歴代FFのロゴや、ティーダとユウナのポスターが乱舞するミーハーな空間で戦い勝利。 しかし鉄拳はシーモア級のしつこさで復活。 そしてHP9999のアルティメット鉄拳へと巨大化。 見た目は小学生の「僕が考えた超人」チック。その攻撃はというと、 「ヘッドルーレットスタート!」→「今回の頭はコレだ!」→自分の頭で自分を攻撃 「ヘッドルーレットスタート!」→「今回の頭はコレだ!」→自分の頭で自分を(略) 「ヘッドルーレットスタート!」→「今回の頭はコレだ!」→自分の頭で(ry みるみるHPが減ってって自滅しました。 元に戻った鉄拳を前に、リアクションに困る主人公。 そのスキをつかれて、イネが人質にとられました。 21 半熟英雄対3D 第13話 sage 2005/03/23(水) 20 04 24ID ZkP5e5ye 鉄拳は卵を渡すように要求してきました。しかし、主人公がそれに答えようとした瞬間。 「もういいの。このために私…ここに来たんだわ」 「愛されてないってことぐらい判ってた」 「でも、一緒にいられて楽しかった」 「本当に……愛してた……」 突如、イネが服をはぎ取りました。 腹巻きとサラシと贅肉に挟み込まれて、ダイナマイトがびっしり。 そして灯される金色のヤクザジッポー。鉄拳に飛びかかり、イネ自爆。 スッキリしたような寂しいような複雑な心境でカトリ=デ=オマールに戻ります。 天涯孤独になってしまったイヌが待っていました。 「お姉様は幸せだったと思います。あなたがたは悲しみ怒ってくださっています。私と同じように」 そこに天から、四次元皇帝が口を挟んできました。 同種族が死ぬのは淘汰である。進化を支える淘汰を悲しんだり怒ったりするのは、低次元な感情であると。 それを一行は「そんな風にしか考えられないような高次元など理解したくない」とはねのけ、 最終決戦が幕を開けました。 大臣「うっ……」 イヌ「大臣おじさま!無理をなさらないで」 またセバスチャン死亡フラグの疑いを強めつつ。 前座に出てきたのは、クーモンが食べたエッグモンスターを呼び出してくるダスモンと、 スーモンが吸った将軍をけしかけてくるハクモン。 これを倒すと、ようやく正真正銘のラスボス、四次元皇帝が姿をあらわしました。 22 半熟英雄対3D 第13話 sage 2005/03/23(水) 20 06 13ID ZkP5e5ye その姿は、股間からラッパを生やした超兄貴が「4」と大書された覆面をかぶり、 全裸に黒いベルトを巻き、白い手袋とブーツとマントを装備し、 なおかつ百円ショップに売ってる、先端に星や月が付いた針金で背中をデコレーションしたような…… ……駄目でした。低次元人の表現力の限界を超えています。 とにかく、この限界突破気味の変態こそが、ラスボス四次元皇帝。 なお喜、怒、哀、楽の4種類います。 ラスボスは1人でいいのに4人も。こんな変態は1人で充分なのに4人も。 「君達には四体に見えるだろうが、どれもが実体であり、どれもが私自身なのだ4」 それぞれ強力な攻撃を持っています。股間のラッパから音符を出してきたり、 サラリーマンを呼び寄せてゲロを吐かせたり、 鬱になる歌をカラオケで歌ってこっちを鬱にしたり 汚い筋肉質の尻でヒップアタックしたりしてきます。確かにこんな高次元なら理解したくありません。 苦闘の末に勝利。なぜ低次元の生物に負けたのだと叫ぶ四次元皇帝に、セバスチャンが説教。 低次元で半熟で、失敗も後悔もするからこそ、成長する可能性を手に入れられるのだと。 23 半熟英雄対3D エンディング sage 2005/03/23(水) 20 11 03ID ZkP5e5ye 3D世界に戻った一行。墓代わりに建てたイネの銅像を前に、 パンチラしながらイヌが号泣。銅像に敬礼する二次元人一同。 主人公の脳裏に現れては消える思い出の数々。どこからか流れてくる挿入歌。 「きみなしでは きみなしでは 白身だけだよ(歌:ささきいさお)」 目を閉じて思い出にひたる一行。不意にトドのような野太い泣き声で、現実に引き戻されました。 目を開けると隣に「なんて悲運な王女なのぉ~」と、銅像を見上げて自画自賛するイネが。 驚愕する主人公にイネが説明してくれました。 肉体を失った彼女の精神は時空を越え、あらゆる時のあらゆる場所に飛び散り、 転生を繰り返して、あらゆる世界で活躍したといいます。 エジプトのある時代ではクレオパトラとして、日本のある時代では小野小町として。 「スピラのビサイドって所では、ユウナって名前だったこともあったかな~」 寿司の件といい、つくづくユウナが不憫です。 「でも、ある日マイラヴァーの呼ぶ声がしたの。それはあらゆる次元の、あらゆる私に届いたわっ!」 そして全ては3D世界に集い、イネとして復活したのでした。 ゼノギアスの主人公カップルに匹敵するほど、哲学的でスケールが壮大な奇跡。 そしてFF10-2のティーダ復活に匹敵するほど、原理が不明でプレイヤーをケムに巻いた奇跡。 24 半熟英雄対3D エンディング sage 2005/03/23(水) 20 15 03ID ZkP5e5ye と、ようやく3D軍団にかかっていた呪いが解けはじめたらしく、 うずくまるイネ。妹イヌも呪われていたらしく、同じようにうずくまります。 イネの身体から怪しい煙が抜けていき、再び顔を上げると…… ……鼻の横にあった巨大なホクロから、一本出ていた毛が、無くなっています。 「チャームポイントのホクロに、抜いても抜いても生えてくる毛を生やされちゃってたのよ~!」 隣のイヌも立ち上がりました。 「うぜーんだよイネはよぉ」いきなり辛辣になりました。 実は本来のイヌは生粋のコギャルで、 彼女が3D軍団にかけられていたのは、おしとやかになってしまう呪いだったのでした。 イネは罵られても平然として、「やっぱりこっちの方がかわいい」と喜んでいます。 何はともあれ呪いが解けてよかったと思った次の瞬間、今度はセバスチャンが苦しみ出しました。 このままでは長きにわたって張られてきた伏線が消化されてしまいます。 25 半熟英雄対3D エンディング sage 2005/03/23(水) 20 17 57ID ZkP5e5ye 慌て悲しむ主人公にイネが助け船を出しました。 「カトリ王国の言い伝えでは…真の愛を手に入れた乙女の流す涙は万能薬」 つまりイネを愛せということです。 迷いまくる主人公の前で、噴水のように血を吐くセバスチャン。 天国から死んだ両親の霊が降りてきて、主人公を勇気づけます。 「カトリイネ…今を逃してはならん…!」イネの父親まで来ました。 「一気にたたみかけるのです…!」……母親も来ました。 「俺たちを倒したお前だ!」なぜハイポリゴ大将軍まで。 「生きろ! そして戦えっ!」なんで2D大元帥まで。 「我々の分も…!」どうして四次元皇帝まで。 少年漫画の最終決戦前のごとき演出に逃げ場を奪われた主人公は、ついにイネとキスさせられました。 画面暗転。 目を覚ますと玉座の上にいました。よかった、夢オチだったと安心する主人公。 が、そこにイネとイヌ登場。明日の結婚式が楽しみで落ち着かないとのこと。 単に、今までのことを夢で振り返っていただけのようです。 結婚するのはもちろん主人公とイネ。 2Dと3Dは長い戦いの末に、アルマムーン王家のもと一つに合わさることができました。 後ろでは主人公の両親の霊と、イネの両親の霊が、満足気に頷いています。 セバスチャンも嬉し涙を流しつつ、結婚式の準備にいそしんでいます。 こうしてアルマムーンは、いや2Dと3Dは、末永い友好と平和を手に入れました。 1人の少年の人生を犠牲にして。 完
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半熟英雄4 ~7人の半熟英雄~ シナリオ 時田貴司 ゲームデザイン 巴吟平 下田翔太 イベントデザイン 児玉裕介 メインプログラム 荒牧岳志 スクリプト ロジックプログラム 守屋俊 エフェクト ダンジョンプログラム 江上康平 キャラクターデザイン オグロアキラ 背景 メカデザイン 中沢数宣 2Dグラフィック 加藤清文 緒方光太郎 星野雅紀 メニューデザイン 田中まどか エッグモンスター公募作品 (中略) 3Dキャラクターグラフィック 加藤育 巽雅司 3Dキャラクターアニメーション 安斎美香 小沼龍一 吉武敬一郎 背景グラフィック 川取誠 飯野あゆ美 杉本麻也子 存裕倫 エフェクト 及川大祐 久保田真弓 OP EDアニメーション 金田伊功 ムービーコンテ オグロアキラ ムービー制作 タツノコプロ 演出 中村健治 動画 タツノコプロ作画室 小島知之 佐藤充夫 鈴木信也 斉藤愛 波多野浩平 新妻大輔 山門郁夫 ジミー・ストーン あにまる屋 マングローブ Ani Village スタジオ・ムー プロダクションIG 動画検査 中野江美 中野涼子 後藤圭祐 色指定・検査 最相茂 仕上げ (中略) 美術監督・背景 多田喜久子 3DCGI しらいしわたる ゴージャス☆安藤 ジ山本とよとく 根本繁樹 撮影 (中略) デジタル制作 秋野悠介 佐野正衛 制作進行 後藤広光 アニメーションプロデューサー 吉田昇一 声の出演 (中略) 友情出演 伊藤幸正 石山栄子 岩原典子 岡宮道生 奥澤絵里子 片山理恵子 柏木瞳 コリン・ウィリアムそん 齋藤陽介 品川宗則 高井浩 成田正美 原哲彦 樋下アジズ 広浜佳野 外間正晃 西村有紀 桃井順子 望月将人 望月美智子 リーダー・ジョセフ 若松久美子 (中略) ミュージック 植松伸夫と半熟Mages 福井健一郎 関戸剛 水田直志 野田博郷 山下愛 伊藤賢治 OPテーマ 「もっと戦え! 半熟英雄」 (c)2005 Solid Co.,Ltd.,SQUARE ENIX CO.,LTD, NAGARA MUSIC PUBLISHING CO INC. 作詞 時田貴司 作曲・編曲 植松伸夫 サウンドプログラミング・編曲 岡宮道生、福井健一郎 歌 ささきいさお 半熟少年合唱団 (中略) 声 笹木綾子、豊口めぐみ EDテーマ 「半熟6×9(=54)」 (c)2005 Solid Co.,Ltd.,SQUARE ENIX CO.,LTD, NAGARA MUSIC PUBLISHING CO INC. 作詞 時田貴司 作曲・編曲 植松伸夫 サウンドプログラミング・編曲 福井健一郎 歌 ささきいさお コーラス 笹木綾子、豊口めぐみ レコーディングエンジニア 三住和彦 レコーディングスタジオ (株)ワンダーステーション ミキシングスタジオ スタジオトーンマイスター 音楽エグゼクティブプロデュース 松下謙介 音楽プロダクションコーディネート 三好雅子 三井智絵 音楽プロダクションアシスタント 吉田宗司 ミュージック&シンセサイザーオペレート 野田博郷 サウンドエフェクト 御子柴健一 山下愛 阿部優美 ダイアログ 福井健一郎 山下愛 サウンドプログラム 赤尾実 サウンドツールプログラム 赤松智 サウンドプロダクションマネージメント 田中雅之 サウンドプロダクションアシスタント 北川雅 塚本梨恵 協力 (中略) 堀井雄二 荒川弘 大槻淳 鈴木智恵 後藤圭吾 北瀬佳範 野村哲也 河津秋敏 田中弘道 松野泰巳 三宅有 齋藤陽介 浅野智也 田口浩司 銚子市の皆さん 関西弁ローカライズ 赤倉美貴 東北弁ローカライズ 佐藤千花子 品質管理 ゼネラルマネージメント 庄司顕仁 QAディレクション 渋谷幸弘 QAコーディネーション 大矢公徳 QAコーディネーションアシスト 山下英貴 岩井久人 定政佑介 QAスタッフ (中略) ...and ALL QA STAFF インフォメーションセンター マネージメント 岩倉知美 インフォメーションセンター コーディネーション 松田真貴 インフォメーションセンター スタッフ 原正幸 高田夏代 湧田恵 夏目乃利子 宣伝プロデュース 佐々木隆太郎 宣伝スタッフ 山本大介 宣伝アシスタント 露木志保 プロダクションマネージメント 伊藤和馬 レーティングアドバイス 近藤玲子 浜田寛子 子貝寿恵子 畔柳友美子 エグゼクティブプロデュース 和田洋一 本田圭司 プロデュース ディレクション 時田貴司 制作 SQUARE ENIX 第7開発事業部
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半熟英雄 【はんじゅくひーろー】 ジャンル リアルタイムシミュレーションRPG 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 1Mbit+64kRAMROMカートリッジ 発売元 スクウェア 開発元 スクウェアビッツラボラトリー 発売日 1988年12月2日 定価 5,800円 配信 バーチャルコンソール【Wii】2007年10月30日/500Wiiポイント【3DS】2013年10月30日/500円【WiiU】2014年4月9日/514円 判定 なし ポイント 実は結構シリアスな第一作システム自体は本作時点でおおむね完成済FFの召喚システムの元ネタ 半熟英雄シリーズ 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 移植 余談 概要 家庭用ゲーム機としては初のリアルタイムストラテジー形式のシミュレーションRPG。 シミュレーションにありがちな複雑なシステムがほとんどなく、感覚的に遊べられるようハードルが低い作りとなっていることが特徴。 最大の特徴は、「エッグモンスター」と呼ばれるモンスターを召喚出来る「たまごシステム」である。 これが当シリーズを代表する要素となり、また『ファイナルファンタジー』シリーズに「召喚魔法」として導入されたことでも知られる。 特徴 主人公の名前入力のほか、3つのシナリオから1つを選択してゲームを始める。 各シナリオではマップの形状、城の数や配置、勢力状態が異なる。1が最も簡単、3が最も難易度が高い。 「シナリオ」と表現されているが、本作にいわゆるストーリーは存在しない。 フィールドに存在する自国「アルマムーン」以外の他国の城を全て攻め落とし、自軍の城に統一するのが各シナリオの目標となる。 フィールドには点在する城のほか、山や森や海、道や川といった地形が存在する。将軍は障害地形を進む際、減速する。 次作以降と異なり、フィールドには自国以外に複数の国家が存在する群雄割拠の構図となっている(*1)。敵国同士の潰し合いも行われる。 城には国家所有の城のほか、4種類(ウォーター/グリフォン/ゴブリン/ガーゴイル)の「モンスターの城」が存在する。モンスターの城は攻め落とせないため、クリア条件の対象外である。 自国の城が全て攻め落とされるとゲームオーバーとなる。 1つでも城が残っていればよく、初期所持の城「アルマムーン城」が攻め落とされても他の城を持っていればゲームオーバーにはならない。 フィールドでの行動は「将軍」を1単位として行う。 自軍の城から将軍を出撃させ、他国の城に攻め込ませる。将軍に移動指示を出すとマップ上をリアルタイムで歩いていき、他国の将軍か城にぶつかった時点で戦闘になる。 移動は「目的地」をピンポイントで指定し、真っ直ぐそこに進ませる形でのみ行える。 障害地形や他国の将軍を避けて進ませたい場合は、迂回するようにこまめに目的地を指定してやる必要がある。 目的地に着いた場合は、そのままそこに留まり続ける。城に攻め込むことを指示した場合はいいが、フィールドの1地点を目的地とした場合は、再度指示を出さない限り立ち止まったままになってしまう。 敵国も同様に将軍で攻め込んでくる。自国の将軍にフィールド上でぶつかればそのまま戦闘になるし、城まで攻め込まれた場合は城に残っている将軍を使って防衛戦を行う。 当然、攻め込まれた城に将軍がいなければ、城はそのまま取られてしまう。位置的に攻め込まれる可能性のある城には、将軍を残しておく必要がある。 敵はフィールド上での迂回や停止を行わず、こちらの城まで一直線の移動経路しか取らない。 1つの国の城を全て攻め落として滅亡させた場合、フィールド上を移動しているその国の将軍もその時点で消滅する。 国家所有でないモンスターの城は攻め落とせない。代わりに、攻め込んで勝利すると、その将軍のおはらい状態(後述)を回復してくれる。 初期状態で使用できる将軍は、主人公、ゼウス、ヴィーナスの3人。後から追加で雇用できるが、月ごとに賃金が掛かるのでたくさん雇えばいいというものではない。 主人公は特別な存在であり、賃金不要、全パラメータが高い代わりに敗北は即ゲームオーバーとなる。 ゼウスやヴィーナスは初期メンバーだが、高い能力値以外は後から雇用する将軍と差異はなく、失ってもゲームオーバーではない。もっとも、万が一失ってしまうとかなり致命的だが。 戦闘は大きく 「将軍同士でのリアルタイム戦闘」 と 「エッグモンスターを使ってのコマンド戦闘」 に分かれる。最初は必ず将軍同士の戦闘になる。 将軍はそれぞれ最大4人の兵士を従えており、画面では両軍の将軍&兵士がバチンバチンと中央でぶつかり続けることで自動的にお互いのHPがどんどん減っていく。相手のHPを減らすスピードは将軍の「せんとう」ステータスに依存する。 Aボタンを連打すると、その間ゲージを消費して将軍の攻撃力を上げることが可能。 HPは必ず兵士⇒将軍の順に減っていき、HPが0になった兵士は画面から弾き飛ばされて死亡する。兵士の数が減ることで将軍の攻撃力も弱まる。将軍のHPが0になった場合は死亡、自国の将軍だった場合はロストして使えなくなる。 両国の将軍の攻撃力に差がある場合、将軍同士がぶつかって弾き飛ばされる際に、弱い方の将軍が壁に叩き付けられることがある。この場合にもダメージが発生するため、更に効率よくダメージが入る。 将軍に「きりふだ」を持たせている場合、任意のタイミングでメニューを開き使用することで、上記の自動攻撃とは別に相手を攻撃できる。 城攻めの場合、城を守る側は城の築城レベル(後述)に応じて強さの補正が掛かり、築城レベルが高ければ複数の将軍を順番に出すこともできる。 戦闘からは「退却」も可能だが、一定確率で失敗してしまいダメージを受ける。 いくつかの将軍は「たまご」を持っている(持っていない将軍も多い)。戦闘中にメニューから「たまご」を使うことで、「エッグモンスター」を使った戦闘になる。 「たまご」を使うと祈祷師が現れ、妙ちきりんな祈祷の歌を歌いながら将軍や兵士と一緒にたまごの周りを舞い踊った後、エッグモンスターが出現する。エッグモンスターが出現すると将軍はいなくなり、代わって攻撃を行う。 エッグモンスターが出現している限り、将軍や兵士はダメージを受けない。ただし、万一エッグモンスターのHPが0になってやられてしまった場合、たまごが壊れてしまい、その将軍は以降たまごを使えなくなる。 エッグモンスターはそれぞれ2つずつの技を持っており、毎ターンいずれかの技をコマンドで選んで使用させる。そのほか、危ないと思ったら、エッグモンスターを「たまごに戻す」ことで将軍戦に戻すこともできる。 各技には攻撃回数が設定されており、1回だがダメージの大きいものもあれば、ダメージが小さいが複数回攻撃のものもある。 攻撃回数1回につき1体の相手にしか当てられない(1回の攻撃で兵士を何人も倒したり、兵士を倒した際の余剰ダメージを将軍に貫通して与えたりすることはできない)ので、技に設定されている攻撃回数は重要になる。 相手将軍の攻撃もコマンドになる。兵士と将軍が個別に1度ずつ攻撃する「通常攻撃」か、兵士と将軍が1度一斉攻撃する「猛攻撃」のいずれかをランダムで使って来る。 通常攻撃は1発2発外れてもダメージが入るので安定性が高いが、その分ダメージ自体は若干低め。猛攻撃はダメージが高いが、攻撃回数が1回のため外れるとノーダメージになってしまうというリスクがある。 もっとも、本作は相手がたまごを使わず、こちら側が通常攻撃と猛攻撃を選択する機会はないため、この違いをそこまで意識する必要はない。 出現するエッグモンスターは、その将軍が持つたまごの種類と「おはらい」の状態によって決まる。 たまごを使う度に、出現するエッグモンスターはどんどん弱いものになっていってしまう。初期状態で出せるエッグモンスターは強力で、将軍相手に負けることはまずないが、2回もたまごを使うと将軍と対等かそれ以下になるようなエッグモンスターしか出て来なくなる。 前述のモンスターの城にておはらいの状態を回復することで、出現するエッグモンスターのランクは再び強化される。 フィールド上で一定時間が経過すると1ヶ月が経過し、「月一コマンド」と呼ばれるコマンド画面となる。 最初にランダムでイベントが発生する。収入が入ったりお金を取られたり、きりふだが貰えたりと様々。 将軍が加入するイベントもある。ただ、3人の将軍の中からランダムで選ぶ形になるため、好きな将軍を選んで自軍に加えることはできない。 ランダムイベントの後は、(保有している城から入る収入合計-将軍への賃金合計)を定期収入として入手し、資金を使って「将軍に付ける兵士の補充」「きりふだの購入」「保有している城の築城」を任意に行うことができる。 築城に掛かる費用は、その城に駐在している将軍の「ないせい」値によって変動する。月一コマンド時点で将軍のいない城は築城できない。 本作の時点ではコミカルなイベントこそあれど、ストーリーなどにはシリアスな点が散見され、シリーズで一番シリアスな作品となっている。 評価点 前述の通り、わかり易く簡単なシステム。 強さを示す「せんとう」、築城にかかる費用が安くなる「ないせい」、1か月ごとに所持金から引かれる「ちんぎん」などパラメータがかなり分かりやすい。 戦闘は字面で説明すると若干長くはなるが、基本は単純。基本的にAボタン連打、危なくなったらきりふだやたまごを使う、と難しくはない。 それでいて敵城を攻めるタイミング、守るタイミング、将軍の動かし方、といった戦略シミュレーションの基本的な要素を押さえており、ライト層も楽しめるシミュレーションとして理想的に仕上がっている。 これらの基本的なシステムはシリーズ最新作まで全く変わっていないのも、本作の完成度の高さの証左と言える。 月一イベントの種類もソツがなく豊富。 収入が2倍になる「豊作」、逆に半分になる「凶作」、敵将軍の暗殺や切り札を売ってくれる商人など。 ファイナルファンタジーシリーズと同じ植松伸夫氏による曲調は軽快で、雰囲気に合っている。 エッグモンスターを呼び出した際は、エッグモンスターの強さに応じて3種類の曲が流れ、強いモンスターは将軍への無双感、弱いモンスターはへっぽこ感を演出してくれる。 フィールドのBGMは季節によって変化するため、4種類存在する。 そのうち1曲はスタッフロールにも流用されてはいるが。 台詞回しなどに見られる独特のセンス。 「はい」「いいえ」の選択肢が 「うむっ!」「いかんっ!」 になっていたり、 ゲームオーバーが主人公の葬式 だったりなど、次作以降の特徴となるバカゲー的要素の片鱗は本作から見られる。 シリーズの顔である、たまごを使い倒した際に現れる最弱のヒーロー「エッグマン」も本作の時点で存在する。「エッグパンチ」「エッグキック」とそれっぽい技を持ってはいるが、 いずれも威力0で全く役に立たない。 もっとも、本作では使用回数限界までたまごを使うことが少なく、見る機会は限られるが。 賛否両論点 全体的に月一コマンドの自由度が低い。 将軍の雇用が月一コマンド内でのイベント扱いのため、自由に雇用することは出来ない。 たまごの回復が月一コマンドから選択できず、わざわざモンスターの城に行って回復しなければならない。 しかも、回復のおはらいをするためには1回戦闘に勝つ必要がある。1回勝てば次からは自由に回復できるのだが。 また、たまごの回復は出来てもたまごの復活は出来ない。新たに卵を入手することもない。 きりふだは1月ごとに5種類売りに出されるが、いずれも1個ずつしか買えない。1個買ったら次の月一コマンドまで待たなければならない。 もっとも、これらは知名度の高い次作以降と比べてというところが大きく、本作内ではバランスを崩している訳でもなく、さして問題のある要素ではない。 エッグモンスターの性能。 エッグモンスターは絶対的な強さを持っているわけではない。とりあえず召喚すれば勝てるレベルの強さを持つエグモンが出るのは初回のみで、その後は強い将軍が相手だと普通に負けてしまうくらいに頼りないのが大半。 戦闘におけるエグモンはあくまで補助的な役回りに留まり、エグモン+人間の総力戦でなんとか敵に打ち勝つ場面が多く、これを燃える協力体制ととるか単に爽快感がないと取るかで評価が分かれる。 問題点 本作はシステム面では簡単ではあるものの、難易度面では次作以降ほど簡単ではない部分が多い。 本作には「大陸統一」以外に明確なストーリーはない。 シナリオ1~3のいずれをクリアしても、どれも同じエンディングを迎える。 ただし、最高難度のシナリオ3のみ、ある条件を満たしてクリアするとスタッフロールが流れる。 シナリオが多ければそれでもいいのだが、本作のシナリオは3つと決して多くはない。時代を考えれば致命的なレベルではないものの、ややボリューム感に欠ける印象は否めない。 敵勢力が複数いるが、そこまで明確な差異がある訳でもなく個性は薄い。 ゲーム進行が長引くと、必然的に敵勢力のうちの一つが自軍以外の城すべてを落としてしまう。 外交や同盟などの要素もないため、敵勢力が複数ある意味自体もあまり無い。 ただし、敵のみ支配城数に応じて攻撃力にプラス補正が付く。そのため、ひとたび大国が出来ると手が付けられない強さになってしまう(最強のパラメータを持つ主人公でも、白兵戦では三流クラスの将軍に苦戦するようになる)。そこで、領土を拡大しやすい強国(オルメカ国など)を先に叩く、あるいは逆に思い切り手強い敵国を育ててみるなど、プレイヤーに戦略の幅を持たせる意味はある。 戦闘からの退却に失敗するとダメージを受ける都合上、退却が戦略に組み込みづらくなっている。 本作は将軍の補充が困難で、万一将軍を失うとダメージが非常に大きいこともあって、可能性のレベルでも将軍を失うような選択肢は取りにくい。 収入と支出のバランスが結構シビアで、ジリ貧状態で戦うことが多い。 初期メンバーであるゼウスとヴィーナスの賃金を払った後、その月に消費した(死亡してしまった)兵士を補充するだけでも序盤は結構カツカツ。これに新しい将軍を雇っても、すぐに解雇するようなことになることも多い。 後半になればある程度資金の余裕も出て来るが、その頃には戦況も安定し、新しい将軍はそこまで要らなくなっている可能性も高い。 41種と多くのエッグモンスターが用意されているにも拘らず、それらのごく一部しか見ずにゲームを終えてしまうことが多い。 初期メンバーである主人公とゼウスはタマゴグループが同じであるため、同じエグモンが出てきて面白味に欠ける。 各シナリオもそれほど長くなくクリアできるので、初期状態で召喚される「サイクロプス」「スパルタ」「マシンナイト」+数体ぐらいしか見ずに終わる、ということも十分あり得る。 おそらく本作のイチオシであろう美少女モンスター「ヒュドラ」は、モンスターの城で決まった順番でおはらいをしなければ出てこない。 モンスターの城で何度もおはらいをして貰い、おはらいの順番を変えれば様々なモンスターを見ることができるが、時間的にかなりの手間がかかる。 シナリオ1~2はその前にクリアができてしまうし、逆にシナリオ3は難易度がシビアすぎて、呑気にタマゴ作りなどしている余裕はない。結果的に趣味になりがち。 味方の将軍同士が接触すると「合流」したとされ、両者とも勝手に待機状態になってしまうため煩わしい。 本作では将軍の当たり判定がシビアなので、2人の将軍を同じ方向に進軍させる際には2人目が追い付かないようにしなければならない。 総評 本作の時点ではどちらかというと難易度面で難しい部分が多く、手早い動作が要求されることが多い。 しかし、基本的なシステムは本作の時点で完成されつくしており、次回作『ああ、世界よ半熟なれ…!!』ではここに挙げた問題点の多くが解消され、難易度面でのブラッシュアップを図りストーリー性も上がったため、より万人受けするゲームに仕上がった。 シリーズの基礎を作った作品としては、完成度は十分高いといえよう。 移植 現在はバーチャルコンソールでもプレイ可能。SFC版・PS2版から入ったファンは是非プレイしてみよう。 2008年からは携帯電話用アプリとして『元祖 半熟英雄』としてリメイク。グラフィックはSFC版基準のものとなり、難易度面にも改良が加えられた。 余談 本作のゲームオーバー画面は葬式の場面となっている。その際、「もう たたかわなくてすむよおーん!」とあっさり戦いを放棄する国民や兵士が見られるが、大臣もノリノリでこのような台詞を言っている。 キャラクターが定まっていなかったせいでもあるが、次作以降のファンから見れば違和感たっぷりに見れなくもない。